「X−ファイル」以後、声優としても注目(?)されるようになった風間さんですが、
実は古くから声の仕事は数多くこなされています。
このページでは声の出演作ばかりを集めてみました。
なお[映画]や[CM]など、他のページに掲載している作品と重複しているものもあります。




映画(アニメーション)

安寿と厨子王丸(1961年 東映動画)

当時12歳。ボーイソプラノで気品ある厨子王丸を演じています。
青年になった厨子王丸は北大路欣也氏。安寿は佐久間良子さんが演じました。

わんぱく王子の大蛇退治(1963年 東映動画)

日本神話を躍動的なアニメーションへ再生させた傑作として評価の高いこの作品。
主人公のスサノオを演じているのは子役時代の風間さんです。
1963年といえば風間さんは14歳ですが、まだ声変わりをしておらず、あいかわらず可愛いソプラノなので、声の収録はもっと前のようです。 
口跡がはっきりとしていて、とてもうまい子役だったんだなあと思います。

源氏物語 (1987年 朝日新聞社/テレビ朝日/日本ヘラルド)

言わずと知れた光源氏。
源氏物語ファンからすればいろいろ不満はあったかもしれませんが、風間ファンの私としては、涼しげな声で「やっぱり素敵だ〜」と満足でした。
関係ないけど、この映画の封切り当時、光GENJIが大人気。


テレビアニメ

「孔子傳」(1995年 NHK/NHKエンタープライズ21/PTS/KBS)

日本、台湾、韓国共同制作のアニメーション。
若い時代から晩年までの孔子を演じています。
後にこのアニメのビデオが発売された時、「孔子が喋るとモルダーに見えて困る」と誰かが雑誌に書いていましたが、実はモルダーより、このアニメの方が古いんですよね。

「ザ・シンプソンズ/スプリングフィールド・X−ファイル」(1998年 WOWOW)

「X−ファイル」と同じFOXの人気アニメ「シンプソンズ」にモルダーとスカリーが登場。
アメリカでは本物のデヴィッド・ドゥカブニーとジリアン・アンダーソンが声の出演。
日本でも風間&戸田恵子さんのコンビが声を担当しました。
2000年秋に発売された「ザ・シンプソンズ」のビデオに収録されています。
FOXチャンネルでも放送。

「銀河英雄伝説・螺旋迷宮<スパイラル・ラビリンス>」(1999年)

テレビアニメではなく、アニメのオリジナルビデオだと思います。
田中芳樹氏原作の「銀河英雄伝説外伝」シリーズの中の一本。
長編アニメですが、風間さんの出演しているのは主に第二巻です。
ブルース・アッシュビーという伝説の提督に扮しています。

「闘牌伝説アカギ 闇に舞い降りた天才」(2005年〜06年 NTV)

福本伸行氏の人気麻雀マンガのアニメ化。
主役のアカギは萩原聖人氏。
風間さんは「浦部」というアクの強い関西弁のキャラクターを演じています。
2005年10月放送開始。風間さんの出演回は10話〜13話。


海外ドラマ

「パパとアリスのB&B奮戦記」(1993年 NHK)

1992年にイギリスで制作されたドラマ。
私が知る限りこれが初めての海外ドラマの吹き替えだと思います。
ちょっとぎこちないところも初々しくて◎ (ファンの欲目か?)
会社を首になったパパが、娘のアリスと小さなホテルを開業。
土地の買収をもくろむ元の会社の上司を相手に頑張るお話です。
アリスは本名陽子さんが吹き替えていました。

「X−ファイル」シリーズ(1995年〜)

アメリカで評判の「X−ファイル」初回放送の日、見ようと思いながら忘れていて、放送途中にチャンネルをあわせました。
すると聞き覚えのある声が…「風間さんやんこれ」とビックリ!
絶対に風間さんだ!と確信したものの、やっぱり確認したくてラストのクレジットを見たら、
声優当てクイズになっていました。
余計な先入観を持たずに見て欲しくて、事前に声優の発表はしなかったのかな?
クイズには百万通もの応募があったそうですが、いったいどれぐらいの正解率だったのでしょうか?
それはともかくなまじ風間さんの声を熟知している(?)だけに、最初はモルダーの顔に風間さんの声がピンときませんでしたが、いつの間にかすっかり馴染んでしまいました。
今では条件反射のようにモルダーを見ると風間さんの声がうかびます。
ビデオ版の小杉十郎太さんはさすがにカッコ良くお上手ですが、何だかスポーツクラブのさわやかキャプテンみたいなモルダーだなと思います。
それにどうしても最初に聞いた声のイメージは拭いがたいですね。
だから吹替え版ビデオを最初に見た人は風間モルダーの方に違和感を覚えるんでしょうね。
風間さんのモルダーも戸田さんのスカリーもシリーズの初めの頃は元気よくハキハキと喋っていましたが、回を重ねるにしたがって実物に影響されてか、落ち着いたトーンになっていくのが面白かったです。
激しいモルダーではなく、ぼそぼそと喋っている時の風間モルダーに、たまらなく惹かれます。
私は風間さんの声も好きだけど、やっぱり演技が好きなんですよね。
なかなか日本のドラマでこういう演技をする機会はないし、こういう役もまず来ないでしょう。
そういう意味では吹き替えだからこその役で、毎回堪能していました。
連続ドラマとしての放送は1997年に終了。その後は日曜洋画劇場枠でオリジナル版を編集したものを、2時間スペシャルとして放送しています。


人形劇

「平家物語」(1993〜1995年 NHK)

吉川英治氏原作を人形劇化。人形美術は川本喜八郎氏。
20分ずつ1シリーズ12話、約1年の間に第一部から第五部まで放送されました(第五部だけは全8話)。
風間さんは平清盛、清盛の死後は武蔵坊弁慶その他を演じていました。
俳優さんはみんな一人で2〜3役を受け持ち、その他大勢の雑兵の声を風間さんが当てることもあったそうです。
声の出演は他に、森本レオ、石橋蓮司、寺泉憲氏など、渋めですが豪華キャストでした。


ナレーション・朗読(テレビ・映画)

「朗読ドキュメンタリー・死刑囚からの恋歌」(1991年 NHK教育)

俳人・山崎百合子さんと死刑囚の往復書簡を中心にしたドキュメンタリー。
山崎さんの手紙を根岸季衣さんがスタジオで朗読。
風間さんは死刑囚の手紙を朗読しています(声のみの出演)。

「サザンオールスターズ年末特別番組」(1992年 TBS)

毎年恒例のサザンの年またぎカウントダウン・ライヴですが、この年はデビュー15周年記念(だったと思う)ということで、スタジオ収録の特別番組でした。
「サザンの歴史を振り返る」というような内容のVTRが放送され、そのナレーションが風間さんだったので驚きました。
詳しいことをあまり覚えていないので放送年は怪しいです(^_^;)

「感動エクスプレス・畑正憲が子供に伝えるスリランカ」(1993年 CX)

ムツゴロウさんがスリランカを旅する紀行もの。ナレーション担当。

「NHK人間大学・ラフカディオ・ハーン」(1994年 NHK教育)

作家・工藤美代子さん解説による、ハーン(小泉八雲)についての教育番組。
風間さんはスタジオでハーンの書いた文章を朗読していました。
ちょうど、ドラマ「グッドモーニング」と放送時期が重なっていて、その落差が可笑しかったです。舞台でハーンを演じた翌年の番組。

「感動エクスプレス・田中美佐子の情熱サーカス紀行」(1995年 CX)

田中美佐子さんがドイツのサーカス団に入門。その奮戦記。ナレーション担当。

「英国王室の伝統を守る騎兵〜トゥルーピング・ザ・カラー〜」(1995年 TX)

ナレーション担当。

金曜エンタティメント「熱血スクープ報告!奇跡の生還者」(1995年 CX)

奇跡の再現ビデオ部分のナレーション。

「演劇ライブ '95 銀ちゃんよ永遠に」(1995年 大分朝日放送)

つかこうへい劇団のメイキング番組のナレーション。

「文芸ミステリー 漱石・百年の恋」(1996年 くまもと県民テレビ)

内藤剛志さんが夏目漱石の足跡をたどるルポルタージュとドラマが合体した番組。
風間さんはナレーション担当ですが、ワンシーンだけ顔を出しています。

「感動エクスプレス・アンダルシア一生懸命」(1996年 CX)

女優・根岸季衣さんがスペインへ行き、本場のフラメンコの修業をするという内容。
風間さんはナレーション担当。構成は、かつてのつかこうへい事務所のメンバーだった長谷川康夫さんです。

「悠YOU遊」「悠YOU STAY」(1997年〜99年 CX)

深夜に放送されていたミニ番組。ナレーション担当。
「悠YOU遊」は1997年4月放送開始。本業とは別の世界を持って悠々と生きている人たちを紹介。
1998年11月「悠YOU STAY」にタイトルが変り、内容もSTAYをメインにしたものになったということです。99年3月終了。
関西では放送されていませんでしたので未見です。

「TK globeの裏側〜4大ドームを駆け抜けたモンスター・ユニットの素顔」
(1997年 CX)

「globe 4大ドームツアー」の裏側に密着取材した番組。
風間さんのナレーションだったそうです。
フジテレビで深夜に放送されました(ミッフィーさん情報)。

NONFIX「つかこうへいの世界」(1997年 CX)

つかこうへい劇団の韓国公演を取材したドキュメンタリー番組。
風間さんは「娘に語る祖国」の一節を朗読。

「ヴァスコ・ダ・ガマ航海500年/インド洋3万キロをゆく」(1998年 NHK)

ヴァスコ・ダ・ガマの航海の軌跡をたどる紀行番組。ナレーション担当。
NHKからビデオが発売されています。

「木の音〜江戸筝曲によせて〜」(1999年 NHKハイビジョン)

ナレーション担当。

「エミルタージュ美術館〜女王エカテリーナ夢のコレクション」(1999年 NHK)

松坂慶子さんがロシアのエミルタージュ美術館を訪ねる番組。ナレーション担当。

「神々の詩〜エチオピア永遠なる祈り〜青ナイル源流の湖にて」(1999年 TBS)

ナレーション担当。

「葛和ジャパンの真実 感動再び !! 全日本女子バレー涙の舞台裏」(1999年 CX)

葛和伸元監督率いる全日本女子バレーボールチームに密着したドキュメンタリー番組。
ナレーション担当。

「ノルマンディーよみがえる礼拝堂」(2000年 NHK)

礼拝堂の修復作業を取材した番組だったようです。
ナレーション担当。

「みんなで跳んだ」(2000年)

神奈川県の中学校で本当にあった心温まる出来事を、財団法人「共用品推進機構」が企画。「花王」情報作成センターが制作した5分のビデオ。
風間さんは岸田今日子さんとともに、ボランティアでナレーションを担当されたそうです。

「緑と水の光る街」(2000年)

三鷹市市制施行50年を記念して作られた映画。ナレーション担当。

「素敵な宇宙船地球号」(2001年 02年)

日曜の夜11時から放送している紀行番組。ナレーターは毎回違います。
「ニジュール川共生の大地」(2001年)
「そして、海が消えた〜アラル海 死と再生」(2002年)

「フィレンツェ ルネッサンスの光芒」(2001年)

まずBSジャパンで2001年秋(?)に放送され、2002年1月3日にテレビ東京系にて放送されました。ナレーション担当。

「未来への教室 ミーシャ・マイスキー」(2001年)

いろんな分野で活躍する大人が先生となり、未来を担う子供たちに特別授業をするNHKの番組。毎回世界の著名人が登場しています。
風間さんはチェロ奏者・ミーシャ・マイスキー氏の声を担当。
「バッハに込めた想い」「子守唄を覚えていますか」の2回連続。

「リセット2001〜再生への挑戦〜」(2001年)

年末の報道スペシャル番組。再生へチャレンジする人々を追ったVTRのナレーションを担当。司会は別所哲也氏でした。 

小津安二郎生誕100年特集(2003年)

CS放送の衛星劇場が、小津安二郎監督生誕100年記念として企画したプログラム。
小津監督初期のサイレント映画3本の字幕を朗読しています。
「大学は出たけれど」「生まれてはみたけれど」は倍賞千恵子さん、「朗らかに歩め」は中井貴恵さんとのコンビでの朗読でした。
NHK−BS2でも2003年10月〜2004年1月に小津監督特集があり、上記の作品が放送されました。NHKでは衛星劇場では放送されなかった「母を恋はずや」も放送されています。この作品は、風間さんと風吹ジュンさんの朗読でした。

「北限に生きる−下北半島・ニホンザルの12年−」(2004年)

下北半島に生息している猿の群れを12年にわたって追ったドキュメンタリー番組。

「スーパーテレビ・情報最前線
  実録シリーズ第1弾 妹よ!〜李恩恵の兄・飯塚繁雄26年の戦い」(2004年)

北朝鮮に拉致された田口八重子さんの家族を描いたドキュメンタリー・ドラマ。

「感激は受胎」(2004年)

2004年2月に亡くなられた洋画家・杉本健吉氏の業績と、杉田氏の作品に感銘を受けたイラストレーター・黒田征太郎氏を追ったドキュメンタリー。
名古屋鉄道特別企画。中京テレビにて5月8日放送。

「課外授業 ようこそ先輩」(2004年)

著名人が母校を訪れて、子供たちに授業をする番組。
春風亭小朝さんが先生の回にナレーションを担当しました。11月14日放送。

「寺田寅彦〜ねえ君、不思議だと思いませんか?」(2005年)

漱石門下の物理学者で俳句や随筆の達人・寺田寅彦を描いた50分のドキュメンタリー。
風間さんは朗読を担当。演出・脚本:萩原吉弘。
第46回科学技術映像祭 文部科学大臣賞受賞作品。
企画:(株)紀伊國屋書店 製作:(株)ポルケ。
2005年秋に紀伊國屋書店よりDVDが発売されています。

「ふしぎの森の冒険−母子グマ愛と感動物語」(2006年)

長野朝日放送制作のドキュメンタリー番組。
鶴田真由さんが山の厳しい自然を体験し、森から”生きるためのヒント”を学んでいくという内容でした。1月9日放送。

タイトル不明

タイトルは忘れましたが、−石原良純さんが南の島でイルカと泳ぐ−というような紀行番組のナレーターもされていました。1996年か97年頃の番組だったと思います。


ラジオ
文芸劇場「深い河」(NHK 1977年)

朗読? 詳細不明。

「火の鳥 −未来編」(NHK 1977年)

手塚治虫氏原作「火の鳥」のラジオドラマ化。
風間さんはロック役。火の鳥は沢たまきさんだったそうです。
NHKラジオ第1で1977年3月29日〜4月2日オンエア。
※掲示板で情報をいただきました。ありがとうございます。

「地下鉄のアリス」(NHK 1977年)

脚本:別役実 音楽:武満徹
出演:岡田英次 りりィ 瀬川哲也

「青春のクロッキー」(1977〜78年?)

半年間のレギュラー出演だったようです。
毎回一人の歌手を特集。その歌手の紹介や、曲をイメージしたミニドラマなどで構成された30分番組だったもよう。
放送局は不明です。オンエアは1977年10月〜1978年3月?

「飢えなかった男」(NHK 1978年)

原作:小松左京 脚色:石山透
出演:綿引洪(綿引勝彦) 島かおり

「サーキットの狼」(1978年)

オーディオ・ドラマ。日本フォノグラムから1979年にレコードが発売されていますが、もとはラジオドラマとして放送されたものらしいです。

「二人の部屋/トゥ・ラブ・アゲイン〜若き文学者たち」(NHK−FM 1983年)

出演者が二人だけのラジオドラマ。5回連続。
浪人生の女の子が、旅行先の岡山で知り合った若い男性と、中国地方ゆかりの文学者の足跡をたどる旅をするという内容。
旅をする二人と、中原中也、林芙美子、小泉八雲など文学者たちのドラマとの二重構造になっていました。
浪人生を演じたのは岡本舞さんです。

「オン・ザ・ロード・アゲイン」(FM東京 1983〜1984年)

音楽と、風間さんの語りで構成された番組。半年間のレギュラー番組でした。

「星のショットグラス」(FM東京 1985年)

毎日、帯で放送されていた15分ほどの番組。
ドラマと音楽で構成され、1週間ないし2週間交替でいろいろなドラマを放送していました。
レギュラーは風間さんのみ。他の出演者は作品ごとに違っていました。

「夢のひととき」(FM東京 1985〜1986年)

内容は「星のショットグラス」とほとんど同じです。
夜の11時頃に放送されていた「星のショットグラス」が8時台に移行したのに伴って、番組名が変更されたようです。提供も日本信販からヤマト運輸に変わりました。
風間さんの後、パーソナリティが林隆三さんに替わって、86年秋以後も番組自体はしばらく続いていたと思います。

「沈黙の艦隊」(ニッポン放送 1992年)

かわぐちかいじ氏原作「沈黙の艦隊」のラジオドラマ化。
風間さんは海江田艦長役。出演は他に原康義、佐々木勝彦氏ら。1993年にCD発売。

「アドルフに告ぐ」(TBSラジオ 1993年)

手塚治虫氏原作「アドルフに告ぐ」のラジオドラマ化。
風間さんはアドルフ・カウフマン役。他に柄本明、上杉祥三、二木てるみ、佐藤慶氏など、豪華キャストです。
激しくエキセントリックなナチスの若者役は、「広島に原爆を落とす日」のディープ山崎を彷彿とさせました。
第30回ギャラクシー賞ラジオ部門大賞受賞作品。1993年にCD発売。

「マディソン郡の橋」(ニッポン放送 1993年)

大ヒット小説のラジオドラマ化。
フランチェスカは吉永小百合さん。風間さんは当然、ロバート・キンケイド。
うんちく好きの鼻持ちならんオッサンやで、と原作を読んだときは思いましたが、風間さんが演じると、気取り屋の嫌なやつだったはずが、サム・シェパードみたいな渋い男性を想像してしまうのだから、まったくファンってやつは、自分に都合のいいように受け取るものです。
1994年にCD発売。

落語的ラジオドラマ「子は、かすがい」(NHK 2002年)

落語「子はかすがい」を現代を舞台にアレンジしたラジオドラマ。
作:山崎博史 演出:小川紀元 案内:柳家喬太郎
出演は風間さんの他、浅利香津代、平野文、ケーシー高峰、城之内早苗、鉄炮塚葉子のみなさん。NHKラジオ第1で5月5日にオンエア。

ラジオコメディ「八五郎とその嫁」(NHK 2003年)

落語「厩火事」を現代を舞台にラジオドラマ化。
作:山崎博史 演出:小川紀元 案内:柳家喬太郎と、前年と同じスタッフ。共演も前年にひき続き、浅利香津代さんでした。出演はその他、熊倉一雄、石本竜介、北岡あゆみの皆さん。成人の日特集として、NHKラジオ第1で1月13日にオンエア。

「ラジオは落語を超えられるか?!ラジオ生放送ドラマ『芝浜』」
(文化放送 2006年)

落語「芝浜」のラジオドラマ化。“ラジオ史上初の2時間公開生ドラマ”ということで話題になりました。
脚本:村上大樹(劇団「拙者ムニエル」) 落語アドバイザー:林家たい平
効果音:玉井和雄 出演:風間杜夫 石田ひかり 大塚周夫 他
演奏:桑山哲也 クラックス 12月15日オンエア

ラジオ生放送ドラマ第2弾「火焔太鼓」(文化放送 2007年)

前年の「芝浜」に続くラジオ生ドラマ第2弾。以前明治座でも演じた「火焔太鼓」を放送。
脚本:村上大樹(劇団「拙者ムニエル」) 効果音:玉井和雄 演奏:桑山哲也
出演:風間杜夫  観月ありさ きたろう 林家いっ平 他
11月23日オンエア(90分番組)


コマーシャル

日立オーディオビジュアル(1981年)

TBSで日曜の夜に放送されていた音楽番組『ホリデー』で流れていたCMだそうです。
映像と音楽と語りが絶妙にマッチしたCMだと、当時の雑誌に書かれていました。

ニチイ(1982年)

詳細不明

西武クレジット(1982年)

詳細不明

TOYOTA(1983年)

詳細不明

大倉酒造「月桂冠」(1987年)

長く出演していたCMですが、声だけのバージョンもありました。

セゾングループ(?)

西武百貨店で買い物をしていたら流れていたCMが風間さんの声でした。

SONY(?)

何のCMか覚えていませんが、「目を閉じて、いい音だったらSONYです」というコピーでした。

ケンタッキー・フライド・チキン(1995年)

声のみの出演。ナレーションというのとは少し違いますが…

きりんや(1996年)

北海道限定で流れたダイヤモンドのCM。

HONDA(1997年)

ホンダの企業CM。

三菱自動車「ミニカ&トッポBJ」(1998年)

軽自動車に対する企業メッセージCF。樹木希林さん香取慎吾さんが出演。
ソフトなナレーションが好評だったそうです。

SEIKO「キネティック・オートリレー」(1999年)

腕からはずすと自動的に止まり、つけると現在の時間まで進んでまた動き出すという時計のCM。今は別の人に替わっています。

P&G「アリエール漂白剤プラス」(1999年)

ついちゃったことにも気づかないシミは本当に困りますね。
スパゲティを食べるたびにこのCMを思い出してしまいます。

KIRIN「一番搾り<生>」(2000年)

中山美穂&役所広司さん出演でいろいろなパターンが放送されていましたが、その中の「大樽泡ひげ」篇、「大樽澄んだ色」篇、「大樽泡のリング」篇のナレーションが風間さんです。

日興ビーンズ証券(2000年)

オンライン・トレードを紹介するCMでした。

イオン・グループ「トップ・バリュ」(2000年)

エコロジーを考えた商品グループ「トップ・バリュ」のCM。
日興ビーンズ証券の硬い雰囲気とは違って、優しく語り掛けるようなCMでした。

東レグループ「環境」(2000年)

東レの意見広告。「環境」というタイトルで、60秒のCMです。

NTTコミュニケーションズ(2000年〜2002年)

稲森いずみさん出演の企業広告の他、風間さんの顔出しCMもあり。
どのCMにも流れる「マイラインはNTTコミュニケーションズ」という声も風間さんでした。

hp(2003年〜2004年)

日本ヒューレットパッカード(hp)社の企業CMです。

JT(2003年)

JT(日本たばこ産業)の企業CMです。

日本郵政公社「簡易保険−オシロスコープ篇−」(2005年)

風間さんの声に合わせてオシロスコープ(声紋)が動くCMでした。

野村證券「リタイアプランディング」シリーズ(2005年〜)

「2010年、あなたは何をしていますか?」と、優しくソフトに語り掛けています。

「ユーキャン」(2007)

織田裕二さん、野際陽子さん、小西真奈美さん出演のCM。
ユーキャンの通信講座について、風間さんがソフトな声で説明していました。

その他

グリム・メルヒェン

グリム童話を風間さんが朗読しています。
「ヘンゼルとグレーテレル」「白雪姫」など全16作。
私が聴いたのはカセットテープでしたが、CDも出ていたかもしれません。
監修:小沢俊夫氏。発行:(株)きょうせい。

ハローキティと見よう日本むかしばなし

1994年にサンリオから発売されたビデオシリーズ。
日本の昔ばなしの中から30話を選び、1巻あたり3話、全10巻で構成されています。
ナレーションを有名芸能人が担当。
風間さんは「てんぐのかくれみの」「雪おんな」を担当しています。

TOWNSハイパー絵本グリム童話集Vol.1〜Vol.4

前述の「グリム・メルヒェン」のCD−ROM版。塗り絵も楽しめるハイパー絵本だそうです。

パソコンソフト「音楽の散歩道」(ゲオシステムズ)

西洋室内音楽辞典。「楽器」「作曲家」「時代」と様々なメニューからクラッシック(室内楽)を楽しめるパソコンソフトです。
風間さんの声で室内楽について優しく解説してくれます。1996年発売。

画本(がほん)宮沢賢治CD−ROM(ジャストシステム)

何人かの俳優さんが朗読されていますが、風間さんは「注文の多い料理店」を担当。
画は小林敏也氏。1997年に発売されました。

坊ちゃん(新潮社)

夏目漱石の「坊ちゃん」を朗読。最初は新潮カセットブックとして発売されたようですが、1998年にCDになっています。
ディスク4枚組、全部で約4時間の大作です。

中原中也詩集(新潮社)

中原中也の詩を朗読したCD。「坊ちゃん」もこの作品もインターネットで聴くことが出来ます。(有料) http://ssweb.ne.jp/

勝海舟(学習研究社)

子母沢寛の「勝海舟」を朗読されているようです(詳細不明)。
1995年に発売されたCD、「サウンド文学館パルナス」(全60巻)の中に上下巻2枚組で収録されています。

ふるさとの民話(世界文化社)

有名人による朗読CD付絵本。地方別に昔話を収録。2002〜2004年に隔週刊で発行されました。
全30巻のうち、風間さんは9(東北地方6)と25(四国地方2)巻を担当。

心の本棚−愛誦したい日本の名詩(キングレコード)

日本の名詩をさまざまな人が朗読したCDです。
風間さんは谷川俊太郎「二十億光年の孤独」と萩原朔太郎「竹」を担当。

「日本の詩歌(6)~萩原朔太郎」(キングレコード)

CD「日本の詩歌」シリーズの1枚。
風間さんが萩原朔太郎の詩集「月に吠える」「青猫」他より32篇を朗読しています。

学校教材用テープ(三省堂 教育出版)

三省堂のデータは不明。
教育出版は、「中学国語教材 伝えあう言葉 教育用指導書音声編」(2002年)で、山川方夫氏の「夏の葬列」を朗読。
朗読のテープを使った授業なんて私の頃はありませんでした。
風間さんの声を授業で聞けたなら、もっと一生懸命勉強したかな?!

プラネタリウム

以前、大宮市宇宙劇場プラネタリウムのナレーターが風間さんだとインターネットで読みました。今も上映されているのかは不明ですが、何ヶ所かのプラネタリウムで同じものが使われていたようです。
後で判明したところによると、1995年に秋期番組用ナレーションを、1999年に春期番組用ナレーション「星々の詩」を吹き込まれたそうです。

アド・ミュージアム東京 ナレーション

東京港区のカレッタ汐留・地下にある「アド・ミュージアム東京」内で上映されている(2006年春現在)短編映画「広告は時代の合わせ鏡」のナレーションをされているそうです。