2〜3年の例外はあるものの、風間さんはこの20数年、ほとんどずっと何かのCMに出演されてきました。
カッコいいの、シリアスなの、笑えるの、ほのぼのしたの、とタイプは様々ですが、
若い頃は「優しい旦那さま」、そして今は「いいお父さん」風の役が多いように思います。
やはり「銀ちゃん」ではなく、CMでは素顔のイメージの方が好まれるみたいですね。
個人的には思いっきり青春していた「アサヒミニ樽」と、長野オリンピックのCMが好きでした。



ダイエー・お中元(1979年)

たった一度しか見たことがないので、風間さんだと断言することは出来ません。
若い夫婦がお中元を持ってお世話になった方のお宅を訪問するというシチュエーションで、コピーは「田舎のおばあちゃんどうしようか」というものでした。
でも、風間さんだったと思うんだけどなあ。

アサヒビール「ミニ樽」(1979年〜81年)

1979年に発売された樽詰めの生ビール「アサヒ・ミニ樽」のCM。
79年は風間さんと柄本明氏、風間さんとたこ八郎氏の2パターンありました。
柄本さんは自転車に乗ったアイスキャンディ売り、たこさんは駅員に扮していて、どちらも風間さんが「ビアホールある?」「アサヒミニ樽、小さいの出たでしょ?」と話し掛けると、「ひとつだけですよ」と答えるというもの。
80年になるとこのトリオに真行寺君枝さんが加わり、女の子とその仲間風のさわやか路線になります。(キャストは濃いですけどね)
80年はこの他、風間さんと真行寺さん二人のバージョンもありました。
この頃は、近所の酒屋さんとか電車の中に風間さんと真行寺さんのポスターがよく貼ってあって、前を通るたびに「嬉し恥ずかし」といった感じでした。
81年版は風間さん真行寺さんに、平田満さん、亜湖さん出演で、絵に描いたような青春ドラマが展開され、バックに使われた懐かしのGSソングとともに、かなり話題になりました。
81年には、このCMの他にもう一種類ラグビー篇もありましたが、友達役の草薙良一さんが風間さんと平田さんの頬にキスするシーンが気持ち悪いとかで、後にこのシーンはカットされてしまったようです。
キスされた時の、二人のなんともいえず嫌そうな表情が良かったのですが。
他にボクシング篇も撮影されたらしいのですが、リアルすぎるという理由で放送されなかったそうです。

紀文(1979年)

一度も見たことありません(T_T) 詳細不明。

ライオン「アクロン」(1979年)

俺のセーターしっかり洗えー、ふっくらさせろォ、出来るだけェ♪
当時流行っていた「関白宣言」のもじりのようなCMソングが流れる中、結婚前からフィアンセ相手に亭主関白を気取る風間青年。
でも、フィアンセの洗ってくれたフカフカのセーターを着た風間青年は、嬉しさのあまり思わずニヤケてしまうのでした。おしまい。そんなCMでした。

アサヒ「瓶ビール」(1981年)

タキシード姿でビールを飲む風間。そこにモデル風の美女がやってきて、
「あんた自分のこと、いい男だと思ってるんでしょ。…好き」と耳元でささやく。
という内容だったらしいです。
でもコレ、関西でも放送されたのかなあ。一回も見たことないんですけど。

日立オーディオビジュアル(1981年)

TBSで日曜の夜に放送されていた音楽番組『ホリデー』で流れていたCMだそうです。
ナレーション担当。映画のワンシーンのように綺麗なCMだったとか。

ニチイ(1982年)

ナレーション。詳細不明。

西武クレジット(1982年)

ナレーション。詳細不明。

TOYOTA(1982年)

ナレーション。詳細不明。

SONY「ビデオデッキ」(1983年)

リモコンで隣家のテレビのチャンネルを変えてしまうというCMでしたね。
確か深作欣二氏が演出されたのではなかったでしょうか?

味の素「ザ・ディナー」(1983年)

冷凍食品のCM。理想の旦那様、そんな雰囲気でした。

大丸紳士服「ベローチェ」(1983年)「トロージャン」(1984年)

イタリアの伊達男風なイメージのCMだったような記憶があります。
当時、地下鉄御堂筋線難波駅階段の途中に、このCMの風間さんのバカでかい看板があって、その写真見たさに遠回りでも必ずその階段を使っていました。
〜ウォウォウォウォ、マイ・クラッシック〜♪という佐藤隆氏の曲も懐かしいですね。

メナード化粧品(1984年〜86年)

この時期は記憶がごちゃごちゃになってて、あまりよく覚えていません。
岩下志麻さんとのCMと松坂慶子さんとのCMと、風間さん一人のものと、商品はそれぞれ違っていたように思いますが、どうだったでしょうか?
美しさという点から言えば、この時代の風間さんが一番だったような気がします。

大倉酒造「月桂冠」(1984年〜87年)

月桂冠のCMは幾つかの種類がありましたが、私は文士風の風間さんが好きでした。
「人には夜がある」というコピーのものです。お歳暮を待ちわびて玄関をウロウロするやつも好きだったな。

三菱地所「アセット・ホーム」(1987年〜91年)

大きな家の大きな庭で大きな犬とたわむれているCMでした。
他にも幾つかパターンはあったと思います。
どのCMも暖かい家庭の優しいお父さんというイメージでしたね。

エースコック「スーパーカップ」(1988年〜91年)

大盛り1.5倍!で有名なカップラーメン。初代のCMキャラクターは風間さんでした。
最初は風間さんがメインだったのに、いつのまにか若者グループが中心になり、風間さんはオチのように登場。
グラッチェグラッチェがちょっと流行しましたね。しかしラーメン食べてなんでグラッチェ?

エースコック「麺生」(1990年)

生麺を使ったカップうどんのCM。
中学生ぐらいの子供が登場して、CMでもお父さん役かァ〜と思いました。
関西のみでのオンエアだったそうです。

第百生命(1989年〜91年)

手旗信号みたいな踊りを踊っているのと、風間さんの日常を紹介したようなCMと2種類あったと思います。
舞台の稽古をしている風のシーンはいかにもな風間さんのイメージで、ちょっと残念でした。
第百生命はその後、倒産してしまいましたね。

日本タンナーズ協会

一度雑誌で広告を見ただけです。たぶんテレビCMはやっていないでしょう。
いつ雑誌で見たのかはっきりしないけど、80年代後半だったような・・・
タンナーズ協会っていうのは、たぶん皮革関係の協会だったと思うのですが、違ったかな?

参天製薬「サンテ40」(1992年)

長く前田吟氏が出演していたこのCM。風間さんに代わったと思ったら、半年ほどで終了してしまいました。
「かすんじゃいけない40代」ってコピーが何だか哀しかったので、いいんですけど。

ラッキー健康ランド(1995年)

ナレーション。愛知県(東海地方?)でのみ流れていたそうです。

ケンタッキー・フライドチキン(1995年)

声のみの出演。いつもはフライドチキンなんて食べないのに、風間さんの声であれこれ言われると、買いたいような気持ちになるから不思議です。
要するに操られやすいヤツなんでしょう。

アサヒ「みちのく端麗生」(1995年〜96年)

東北地方限定のビール。
雑誌に紹介されているのをチラリと読んだ程度で、CMは残念ながら一度も見たことはありません。
東北6県、全部違うCMだったってホント?

タケダ薬品「胃腸薬・ザッツ」(1995年〜96年)

胃痛に苦しむ中間管理職を対象にしたようなCMでした。
しかしいくらザッツを飲んで胃が快調だからって、「カツ丼とキツネ!」はカロリーオーバーですよ、風間課長。

XEBIO「XEBIO MEN’S」(1996年)

紳士服専門店「ゼビオメンズ」のCM。団塊の世代向けスーツのCMだったそうです。
東北地方のみ。

きりんや(1996年)

ダイヤモンドのCMだったそうです。ナレーション担当。北海道のみ。

貯蓄広報中央委員会「WHAT'S 自己責任」(1997年)

貯蓄の指針、金融商品の選び方をドラマ仕立てでわかりやすく説明した広報ビデオ。
風間さんは作品進行役。出演者は他に石橋保、勝俣州和、三井ゆり、鳥越マリの皆さん。
企画/貯蓄広報中央委員会
協力/日本銀行情報サービス局
制作/共同テレビ

日産「ブルーバード」(1997年)

つかこうへい氏、作・演出によるCM。
阿部寛、春田純一氏など、つか芝居ゆかりの俳優さんの他、黒木瞳、若村麻由美さんら、豪華キャストでした。
風間さんは荻野目洋子さんが花嫁に扮したバージョンで、妙な神父になって登場。
「X−ファイル・スペシャル」の間にこのCMが流れた時には、ちょっと笑ってしまいました。

労働省ポスター(1997年)

友人が「職安でポスターを見た」と教えてくれました。
別の友人は地下鉄のホームで見たそうです。
「えっ年度更新?おぼえてるよ」というコピーで、平成9年度の年度更新より、申告・納付期限が変わることを知らせるポスターでした。

HONDA(1997年)

ホンダの企業広告。ナレーション担当。
車作りだけでなく、エコロジー面でのホンダのスタンスをアピールしたものだったそうです。

小僧寿しチェーン(1997年〜99年)

満足家のお父さん。お母さんは熊谷真実さんでした。
階段から転がり落ちながらも「まぐろ」を主張する姿は可愛かった。
風間さん、なんか年々可愛くなっていませんか?

民放各局共同・長野オリンピック中継(1998年)

スピードスケートの地方予選で2位に終わりオリンピックに出場できなかった過去を持つタクシードライバー。
オリンピックなんか興味ない…そんな顔をしながらも、気になってしまう。
スケート中継を見ながら「お父さんの方がうまいよね」と無邪気に言う幼い娘。
短い時間の中に、いろんなドラマを感じさせるいいCMでした。
演出はCM界の大御所であり、映画「下妻物語」や「ビューティフル・サンデー」を監督した中島哲也氏です。

三菱自動車「ミニカ&トッポBJ」(1998年)

軽自動車に対する企業メッセージCF。樹木希林さん香取慎吾さんが出演。
風間さんはナレーション担当。
「フェリー篇」と「川柳篇」があったそうですが、私はまったく記憶なし。
つい最近までこのCMのことすら知りませんでした。なんでだろう?寝てたのか?!

サンアイ・ホーム(1998年〜02年)

東北地方にある建設会社だそうです。
風間さんが出演される舞台のパンフレットには広告が載っていますね。

国税庁「ゆり子のアタック−原告訴訟提起への道」(1999年)

国税庁の内部研修用ビデオ。
経験の浅い女性徴収官が、一人前の徴収官に成長する姿を描いた40分の作品。
難しい徴収手続きをドラマ仕立てでわかりやすく紹介しており、職員が学校に出向いて税金に関する授業を行なう「租税教室」でも使われているそうです。
主演はつみきみほさん。風間さんは上司の統括官役。
第38回日本産業映画・ビデオコンクール奨励賞受賞。

日本団体生命(1999年〜2000年)

最近また平田満さんとの共演が増えましたね。やっぱり息が合っているので、見ていて気持ちがいいです。
このCMを見たいから、日曜日6時は必ず「報道特集」でした。
他の時間帯で放送しているのを見たことがないけど、ここでしかやってなかったのかな。
日本団体生命はその後、外資系の生保と合併して、アクサニチダンになりました。

キューンレコード「ラルク・アン・シエル『ヘブンズ・ドライブ』CD&ビデオ」(1999年)

ラルクのCMは意表をついたのが多いけど、風間さんの起用というのも、意外でした。
何の接点もないように思えるけど、ラルクファンの父親世代代表ってこと?
実は見たかったのに、一回も見られませんでした(T_T) ラルクのCMが流れるような番組とは縁がないからなあ。
「ヘブンズ・ドライブ」のビデオで、このCMが見られるそうです。

SEIKO「キネティック・オートリレー」(1999年)

ナレーション担当。力強い語りで良かったのに、すぐに違う人に代わってしまいました。

P&G「アリエール漂白剤プラス」(1999年〜00年)

ナレーション担当。主婦向けのCMらしく、ここでは優しくソフトに語りかけていますね。
風間さんの声には癒し効果があるのでは? 
寝る前に風間さんの声を聴くと、ぐっすり眠れます。
ただ、「X−ファイル」を見ながら寝てしまうと、BGMのせいか怖い夢を見ることが多いので注意しましょう(^。^)

KIRIN「一番搾り<生>」(2000年)

ナレーション担当。「大樽泡ひげ」篇、「大樽澄んだ色」篇、「大樽泡のリング」篇の3パターンあり。出演タレントは役所広司氏と中山美穂さん。
※CMの紹介が載っています→http://www.kirin.co.jp/about/toku/ad/IS/index.html

日興ビーンズ証券(2000年)

ナレーション担当。オンライン・トレードを紹介するCM。

イオン・グループ「トップ・バリュ」(2000年)

ナレーション担当。エコロジーを考えた商品グループ「トップ・バリュ」のCM。
「あなたのその声、もっとください」と、優しく語りかけていました。

KINCHO「キンチョール」(2000年)

斎藤洋介さんと兄弟に扮し、思いきりのいい演技を見せてくれました。
ダニキンチョール、無臭キンチョール、網戸キンチョールの三種類。

NTTコミュニケーションズ(2000年〜02年)

最初は稲森いずみさんが出演されているCMのナレーションだけでしたが、その後、風間さん出演のCMもシリーズで作られています。
市外電話や国際電話など、様々なNTTコミュニケーションズのサービスについて、説明する企業広告です。

ミツカン「しゃぶしゃぶのたれ」(2000年〜01年)

平田満さん加賀まりこさんと鍋をかこんで楽しそうなCMでした。
大人の男女が汗をかきかきしゃぶしゃぶを食べる姿がセクシーと評判に(?!)
ナレーターは余貴美子さんだそうです。

東レ「環境」(2000年〜)

ナレーション担当。環境に配慮した商品を紹介するCM。
※CMが見られます→http://www.pgjapan.co.jp/pgletter/199911/tvcm/tvcm01s.htm

日本コカコーラ社「茶宝」(2002年)

竹野内豊さんがトボけた家庭教師「茶宝先生」に扮したウーロン茶のCM。
生徒が上戸彩さん。岡田奈々さんがお母さんで、風間さんはお父さんに扮しています。

hp(2003年〜05年)

日本ヒューレットパッカード(hp)社の企業CM。
hp社の最新技術がどんなところで使われているか、それがどれだけ進んだ技術かを風間さんのソフトな語りでアピールしています。
コピーは「未来に挑むあなたのそばに、いつもhpのテクノロジー」

白元「ミセスロイド」(2003年)
村沢教官と松本千秋は結婚していた?!
「スチュワーデス物語」から20年。久しぶりに堀ちえみさんと共演したCMです。
風間さんふんする旦那様についた悪いムシ(若い女の子たち)を、ミセスロイドを使って家から追い出してしまうという内容ですが、せっかくの堀さんとの共演なのに、一緒に写っているシーンがないのはもったいないですね〜。ぜひ、続編を!
JT企業CM(2003年)

JTの企業CM。鼻の高い人がたくさん登場するCMでした。
風間さんはナレーション担当です。

NTT DoCoMo九州(2003年)

九州と沖縄のみで放送されたNTTドコモのCM。田中麗奈さん共演。
「パイロットになろう!篇」と「キャラクターメール篇」がありました。
携帯電話のゲームで遊ぶ、お茶目で可愛い上司という設定だったようです。

株式会社セレモニー(2003年〜)

セレモニーは埼玉県で冠婚葬祭業を営んでいる企業だそうです。
残念ながら関東のみの放送。

日本郵政公社 「簡易保険−オシロスコープ篇−」(2005年)

風間さんの声に合わせて、オシロスコープ(声紋)の波形が様々に変化するCMでした。
風間さんは声のみの出演。
簡易保険は原則すぐに保険金を受け取れることをアピールする内容です。
放送期間は約2週間と短く、管理人は一度もテレビで見ることができませんでした。

「野村證券」(2005年〜)

「2010年あなたは何をしていますか?」と問いかける団塊世代をターゲットにしたCMでナレーションを担当しています。
“リタイアメントブランディング篇”シリーズ3作あり。ナレーションの内容はどれも同じです。

「ユーキャン」(2007)
織田裕二さん、野際陽子さん、小西真奈美さん出演のCM。
ユーキャンの通信講座について風間さんがナレーションで説明していました。