過去のひとりごと(2002年2月) | |
2002年2月28日(木) 昨日は心斎橋でいつもの友達4人と食事会。 今月はしゃぶしゃぶ食べ放題(飲み物別)3500円2時間カラオケ歌い放題プラン。 カラオケボックスとレストランが合体したような店だった。 食った食った〜!私ら誰も狂牛病は気にしていないので、バカバカ食べた。もう当分肉はいらん。 最初はしゃぶしゃぶに専念。 1時間過ぎたあたりからカラオケに。 小泉今日子の「ヤマトナデシコ七変化」を歌ったら、2時間ドラマの映像で、シティボーイズの斉木さんが登場したのにはウケた。 あとは椎名林檎、ラブサイケデリコ、松田聖子、吉田拓郎などを歌うが、2時間ドラマの映像はそれっきり出てこなかった。 もしかしたら風間さんが出るかも!と期待したのに残念。 久しぶりに大笑いして楽しかった♪o(^0^o)♪~(o^0^)o ~♪ 月曜に見た「ビューティフル・マインド」 最初は青春ドラマ、中盤サスペンス、クライマックスはヒューマンドラマって感じ。 試写会が始まる前に浜村淳が「みなさん最後はあっと驚きますよ!」と言っていたので身構えてラストを見たが、別にどんでん返しはなしで拍子抜け。 どうも途中の意外な展開のことを言っていたらしいが、最後っていうからややこしいんだよね。 ネタバレになるので詳しいことは書けないけど、人付きあいの苦手な数学の天才が、社会で生きていくために何が必要だったのか、考えると胸が痛くなる。 「高校の先生に、君の頭は人の2倍。心は半分って言われたんだ」という台詞は、後になって思い出すと哀しい。 世の中は数学のようにきれいに答えは出ないし、法則が通用しないことも多い。 頭の中で常に法則を捜し、答えを見つけようと躍起になる主人公が痛々しい。 もっと感動的に作れる話だと思うが、押さえた描写で硬質な雰囲気なのには好感を持った。 最初、ラッセル・クロウが大学生(それも新入生)で登場したのにはビックリだったが、老年まで演じきったのはさすが。 私のお気に入りエド・ハリスはやっぱりカッコいい〜♪ |
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2002年2月26日(火) 友達に頼まれてたのと、私のと、幾つかオークションに出していた。 今日の夜が締め切りで、幸いほとんど売れたのはいいけど、何も考えないで同じ日を終了日にしてしまったために、落札してくれた人への連絡や商品の梱包で今日の夜は過ぎてしまった。 友達はテレカ2枚1万円とか某有名キャラクターのシール2300円とか、マニア心をくすぐるものを出品していたため、今回もかなり稼いだ模様。 私は古本50円とか、そんなのばっか。 でも、捨てるより誰かに読んでもらったほうがずっとマシだから、まあいいや。 たかだか梱包だが、肉体労働したせいか(^▽^;)今、めちゃくちゃ眠い... (*¨)(*・・)(*..)o(*__)o。。oO 映画の感想は明日にのばそう。 あ、明日はしゃぶしゃぶ食べ放題とカラオケだもんね。 燃えるぜ〜♪ |
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2002年2月25日(月) 夜「ビューティフル・マインド」の試写会。 いつも御堂会館に行くときは御堂筋線を使うけど、今日は午後から南森町で用事があったので、堺筋線→中央線ルートで行った。 本町はやたらと広いので、違う線に乗ると出口がよくわからない(^_^;) 今日も少し遠回りしてしまったみたい。 「ありがとう浜村淳です」の試写会だったので、浜村淳が登場。 〜ありがとう♪〜のテーマ曲で現れたときは、やっぱり笑ってしまった。 スポンサー付きの試写会だったので、お土産あり。 抽選会はハズれたけど、ちょっと嬉しい。 このチケットを譲ってくれたFさんありがとう! 今日はなんだか疲れたので、映画の感想はまた明日。 |
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2002年2月24日(日) シアタードラマシティで、三谷幸喜作・演出の「彦馬がゆく」を見た。 面白かった〜!笑った泣いた感動した! 幕末に日本で初めて写真館を開いた写真師・神田彦馬とその家族の7年間を描いた芝居だ。 個性豊かな家族と、写真館に出入りする坂本竜馬や桂小五郎など、幕末の有名人たちのエピソードの数々が可笑しい(≡^∇^≡) でも、大笑いさせながら泣かせるツボはちゃんと押さえてるんだよね。 押し付けがましくなく、ベタついてないんだけど、ついホロリときてしまう。 キャストも適材適所という感じで、誰もがハマってた。 小日向文世さん、可愛かったなあ。のほほんとしてるだけじゃなくて、写真に対する技術者としての誇りをちゃんと感じさせてくれた好演。 松金よね子さんも、ビシっとした台詞で舞台が締まるの。さすがに上手い! 桂小五郎に梶原善、西郷隆盛に温水洋一、伊藤博文に大倉孝ニは、そりゃ反則やろー。可笑しいに決まってるやん!と思いながらやっぱりまんまと乗せられて大笑い。 見終わって強烈な印象が残るわけじゃない。自分の中の何かを変えてしまうほどでもない。 でも、笑って笑って嫌なことを忘れて、明日からまた頑張ろうって思える、そんな芝居だった。 2時に始まって終わったのが5時20分。 帰りに友達とイタ飯屋で夕食。 楽しい芝居を観たあとは、ご飯が美味しい(⌒∇⌒) ※この芝居は浅草が舞台だが、この芝居のモデルとなった上野彦馬は長崎の人で、写真館も長崎で開いたらしい。 |
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2002年2月22日(金) 水曜日「ざわざわ下北沢」のビデオを見た。 下北沢で生活している人たちをスケッチ風に描いた映画だった。 メインは北川智子、小澤征悦、原田芳雄の3人だけど、とにかくチョイ出のメンバーが豪華。 鈴木京香、広末涼子、田中裕子、渡辺謙、など主役クラスがゾロゾロ出てくる。 あんまりいっぱい出てて、最後まで気付かなかった人もいた(^_^;) なんか無駄に豪華って気がしないでもないけど、やっぱり監督の人脈だろうか? 映画で柄本さんと角替さん夫婦の2ショットは珍しいなあと思っていたら、最後にすごい隠し玉が・・・ 北川智子ちゃんの父親役が平田満さんで、その隣のお母さん役が・・・ああっ井上加奈子さんだよ〜! 本物の夫婦が夫婦役で出てる。 久しぶりに見たけどやっぱり綺麗だな井上さん!と嬉しくなってしまった。 映画の内容はとりとめないっちゃとりとめないんだけど、けっこう好きだ。 もともと市川準の映画は好きなんだけど、時々さりげなさすぎて逆にあざとく感じることもある自然体の演出が、今回はほどよいところに収まっていて、見ていて心地良かった。 やっぱり前作の「たどんとちくわ」のような映画より、こういうもののほうが合ってるんじゃないかな〜。 昨日は「グリーン・ディスティニー」のビデオを見た。 とにかくアクションシーンが凄い。 キビキビ動く動く。とっても爽快。 自然の中での対決シーンは風景の美しさと動きの美しさに見惚れた。 暴れん坊のヒロインも良かったけど、ミショエル・ヨーの凛とした美しさが際立ってた。 女性向けのロマンス映画的な題材に超一流のアクションを取り入れてるところが今の時代だな〜。 こんなに闘うヒロインがカッコいい映画はそうないと思う。 ロマンス部分は私には普通に面白いという程度。 映画館で見てたらもう少しのめりこめたかも。 |
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2002年2月19日(火) 今日は寒かった〜! ときどき雪が降ってた。昨日まで暖かだったのに、調子狂うなあ。 日曜にビデオを2本見た。 1本目は「17歳のカルテ」 このての映画には弱いから、絶対に泣くなあと思ってたら案の定。 途中から涙ボロボロ。 絵に描いたような明るい青春なんて私は信じない。 自意識やプライドや疎外感が入り混じってパニックになりながらなんとか踏ん張ってる十代のほうがリアルに感じる。 自分が十代の頃に見ていたら、もっと感情移入していただろうなあ。 今はヒロインの甘えも傲慢さも自分勝手さも残酷さも、幼さゆえ、淋しさの裏返しなんだと引いたところから見てしまう。 やっぱり大人の視線で見てしまうんだよね。 ウーピー・ゴールドバークとバネッサ・レッドグレープは良かったなあ。 ヒロインの心の成長より、心に深い傷をおって生きる他の女の子たちの姿のほうが、印象的だった。 ヒロインはお利口なインテリで、どこか観察する人という立場に見えるからかも。 しかしペトラ・クラークの「ダウンタウン」がこんなに泣ける歌だとは知らなかった〜(T_T) この映画はビデオじゃなくてDVDで見たんだけど、副音声には監督の解説が収録されているし、未公開映像も入ってるし、これなら「コレクターズ・エディション」と名乗っても恥ずかしくないね。 未公開シーンを見ると、改めて「ここはこういう意味があったのか」とわかって面白かった。 「ブラッド・シンプル ザ・スリラー」 1984年に制作された「ブラッド・シンプル」の再編集版。 最近のコーエン兄弟の映画はオフビートっていうのか、笑いの要素が多いんだけど、この頃はまだシリアスで硬質な雰囲気だ。 けっこうマジで怖い。 通の人には笑われるかもしれないけど、ヒッチコックみたいと思った。 悲惨な出来事が勘違いから始まるところなんか、やっぱりヒネった味わいだ。 ヒロインがフランシス・マクドーマンドだし、舞台はテキサスだし、ローカルな匂いがただよってるのも、コーエン兄弟らしいところだね。 今日「きっと君は泣く」(山本文緒)読了。 面白くてあっという間に読めた。 女性に対する辛らつな描写も、突き放して描いてるんじゃないから不快感はない。 でも、こういう小説は、未だに引きずり続けるコンプレックスや、普段はうやむやにして忘れてるつもりの問題と、否応なしに向き合わされるようなところがあって、その甘くなさがいいところなんだけど、後がけっこうキツい。 |
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2002年2月16日(土) 暖かい春のような一日だった。 陽気に浮かれたワケじゃないけど、家の前の溝に足をひっかけ思いっきり足首をひねる。 「ギャー」と慌てた拍子に膝がブロック塀に激突。 一時は泣きたいぐらい痛かった(┬┬_┬┬) 今はじっとしてると何ともないが、足首は痛くて回せない。 これ以上、ひどくならなきゃいいけど。 映画のベストテンのページをアップ。 まあ、自己満足だわね。 |
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2002年2月15日(金) 久しぶりに心斎橋に行く。 友達に「LUSHのバブルバスいいよー」と聞いたので、クリスタ長堀のLUSHに行って購入。 香りはカーネーションでちょっとラメが入ってる。 早速今日使ってみたけど、ラメは見た目ほどじゃなくて、お風呂上りによーく見たら、ほんのちょっと肌がキラっと光るかな?って思う程度。 泡立ちもいいし、香りも良かったし、肌もしっとりする感じ。 でも、ここの商品、ネーミングがやたらロマンチックなんだよね。 このバブルバスも「おしゃべりキューピット」って名前で、「愛の告白をする前にどうぞ」なんて書いてある。 うへ〜。カンベンしてくれ〜。痒い〜(^▽^;) 痒いといえば、年のせいか風呂上りは肌が乾燥していて、気がついたらボリボリ掻いてたりする。 こりゃいかんと思い、乾燥肌に効くという蜂蜜石鹸(これは「働き蜂」という名前)も買った。 LUSHはネットで通販もしてるみたい。→ココ 予約していた松竹座の「地獄めぐり」のチケットをぴあに取りに行く。 やっぱり人気が高く、最後列だった。 先週買ったジーパンの裾上げが出来たので、もらいに行き、帰りにTSUTAYAに寄ってビデオを借りた。 オンラインクーポンで半額なので、4本借りて800円。 日曜日にまとめて見よう。 |
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2002年2月13日(水) 朝、眩暈がしていつまでたっても眠気が去らない。 熱でもあるのかと思って体温を測ったら35度だった。低すぎ! 血液の循環が悪くて調子が悪いのだとふんで、栄養ドリンクと霊芝を飲む。 低体温で眠いのは熊やカエルの冬眠と一緒か?! でも眠いからといって寝てられないので、気力を振り絞って出かけた。 今日は映画館のレディースデーで1000円なので、帰りに映画でも見て帰ろうかと思ったが、とてもそんな元気なし。 帰りの電車では爆睡。 百貨店のお菓子売り場が尋常じゃない賑わいなのを見て、明日がバレンタインデーだったことを思い出す。 もう長年色気のない生活をしているので、すっかり忘れてた! わははヾ(@^(∞)^@)ノ って笑ろててええんか?自分。 夕方からときどきくしゃみ。喉も腫れてきたみたい。 家族の風邪がうつったかも。 このあいだからプロバイダーの設定変更が出来ない状態が続いてる。 何度ログインしてもアクセスできない。 1週間ほど前に電話して聞いてみたが、「原因不明なのでしばらくお待ちください」と言われた。 もうおかしくなってから1ヶ月以上たってるんじゃないの? 今日これから苦情のメールを出してやろ。 |
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2002年2月9日(土) 朝いったんは起きたのに二度寝してしまい、次に起きると11時を過ぎてた(^_^;) テレビをつけたらオリンピックの開会式。 そうか、今日からオリンピックだったのね。 すっかり忘れてた。 用事をしながらチラチラと見た。 おおー、ロビー・ロバートソンだ。久しぶりに見たなあ。 さすがに老けてたけど、やっぱりカッコいい。 スティングとヨーヨーマの共演なんて贅沢! なんてことを思いながら見ていたら、NHK総合の放送が途中で終わってしまったので、BSで続きを見た。 続きといっても、ほんのちょっとだったけど。 夜中に起きてまでテレビを見ようとは思わないが、やっぱり結果は気になるな。 |
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2002年2月8日(金) タイのタランティーノと言われている(?)双子の兄弟、オキサイド&ダニー・パン監督の「レイン」を見に行った。 ファースト・シーンはザラついたセピアの映像。 撃たれて倒れる男。タイルの上を流れる血。その上にタイトル。 「おーカッコいい!」と期待に胸はドキドキ。 やがて画面はカラーになってタイの歓楽街へ。 映像のセンスはタランティーノというよりも、ウォン・カーウァイみたいだな〜と思った。 パン兄弟は香港出身らしく、香港映画っぽいテイストだ。 凄腕の若い殺し屋コンは、耳が聞こえず言葉も話せない。 その兄貴分の青年フォンは、怪我をしたことで自信をなくし恋人からも離れようとしている。 男同士の友情があり、組織の裏切りがあり、派手な銃撃戦や友人の死もある。そして真面目な少女との淡い恋も。 そのどれもが、今風の風俗をまといながら昔どこかで見たような古臭さを感じさせる。 スタイリッシュな映像と凝った編集(ちょっと懲りすぎかも)に叙情的な音楽。 ときどきハっとするようなシーンがあったりして、センスの良さは認めるのだけれど、どうも昔の日活映画かVシネマみたいな話だな〜という思いは消せなかった。 ありきたりだなあと思いながらも、ラストの少女の顔にはちょっと泣けたけどね。 主役のお兄さんはかなり今っぽい二枚目だ。 サッカーの前園選手と中村俊介を足したような感じ。角度によっては唐沢寿明にも似ていた。 イケてる若い俳優のタイプは日本もタイも共通してるのかもね。 クライマックスのいいとこで映写が3分ほど止まってしまった。 映写を再開したら場面が変ってるやん!損した気分! 古い映写機使ってるんと違うの? 大丈夫か?千日前〇〇座(-。−;) 「風間杜夫お気に入り選手権」の管理用の画面で、管理者以外にもIPアドレスが見えてしまうのが気になってたんだけど、今日最新版のプログラムをダウンロードして、設置しなおした。 これでIPアドレスはすべて非表示に。 でも管理者には全部わかってしまうので、二重投稿はしないでくださいね〜。 |
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2002年2月6日(水) 「WASABI」を見た。 ティーン向けのコミックって感じ。 リアリティ無視の雑な話しなれど、ノリの良さで救われている。 でも、日本人がみんな流暢なフランス語を話すのはかなりこそばゆい(´〜`ヾ) 「ヤクザの親分までフランス語かよ」とさすがにひいた。 広末涼子は可愛いけど、落ち着きなさすぎ(^_^;) 19歳って設定なのに14〜5歳程度にしか見えなかった。 上映時間は1時間35分と短いし、気分転換にはいいかも。 最初から駄菓子だと思って見れば腹も立たないと思う。 |
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2002年2月5日(火) 先月ペイントショップを買った。 最初はフォトショップを買うつもりだったのに、10周年記念パックというのにつられて、ついペイントショップにしてしまったのだ。 なんでこう少数派のものばかり選んでしまうんだろうか。 買ったもののなかなかじっくり使う時間がなくて、先週ぐらいからボチボチ勉強してるけど、まだまだ使い方がよくわからん! よくわからないながらも風間さんのイラストを作ってみた。 いいのが出来たらHPで使うつもり。 でも、時間かかるんだよね〜。いつになることやら。 |
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2002年2月4日(月) ウゲゲゲ、背中が痛い(T_T) 最後の5ページほどを読み残していた京極夏彦の「今昔続百鬼−雲」をようやく読了。 あいかわらず妖怪に関するうんちくがいっぱいつまってて面白い。 ラスト近くの台詞に「この世に不思議なことなどはそうそうないものですよ」とあるように、京極夏彦の小説はオカルトっぽい匂いをさせつつも、決して不可思議な内容ではない。 全部は読んでいないけれど、「笑う伊右衛門」を除いたら、幽霊の登場する話などひとつもないのじゃなかろうか?(間違ってたらスマン) すベて理で解決するところが好きだ。 反対に幽霊や超能力が満載の小説も、それはそれで好きだけどね。 昨日買った山本文緒の「みんないってしまう」読了。 電車の中と喫茶店で読めてしまった。 すぐ読めるけど内容はとても味わい深い。 生きていることの淋しさカッコ悪さ厳しさ温かさ、そんなものがつまった短編集だった。 平田満さん、読売演劇大賞最優秀男優賞おめでとうございます! |
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2002年2月3日(日) シアタードラマシティーに「ブルールーム」(tpt)を観に行った。 たくさんのカップルを内野聖陽と秋山菜津子が演じわける二人芝居だ。 最初は娼婦とタクシードライバー。 次はタクシードライバーと家政婦。 家政婦とその雇い主の息子。 息子と政治家の妻。 妻と夫の政治家。 政治家と17歳のモデル。 モデルと劇作家。 劇作家と女優。 女優と牧場主。 そして最後は牧場主と最初に登場する娼婦だ。 これ、昔フランスで映画化されていて、そのときのタイトルは「輪舞」だったと思う。なるほどね。 男と女がベッドインする前と後の様子が描かれたスケッチ集といった感じだった。 もっとネットリとセクシャルな舞台かと思っていたら、スタイリッシュで乾いた演出。 後半になるほど笑いも多く、深刻さはないけど、舞台の底には常に孤独感が流れていたように思う。 様々なカップルの生態は面白いし、二人の演技も巧いけど、深みがなくて最後のほうはちょっと飽きてしまった。 時計を見たい欲求ギリギリで舞台は幕になったけど。 最後は客席の半分ほどがスタンディングオベーション。 私は最後まで座ってました。 帰り古書店で山本文緒の文庫を二冊買う。350円。 恋愛小説は苦手だけれど、山本文緒だけは面白いと思う。 金券ショップで「マルホランド・ドライブ」の前売りを1000円でゲット。 ちょっと気分良し。 阿佐ヶ谷スパイダースの「十字架」のチケットも買う。 3月24日はこれで25日は「カラオケマン」 二日続けて近鉄小劇場に行くことに。 でもここは比較的家から近いから苦にならない。 玄関を開けてももうチーコは迎えてくれないんだと思うと、駅から家までの道が辛い。 |
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2002年2月1日(金) 今日の午前7時過ぎ、愛犬、チーコが逝く。 享年13歳。 眠るような最後だった。 今まで本当にありがとう。 ありがとう。ありがとう。 |
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