過去のひとりごと(2001年4月〜5月)
 
2001年5月31日(木)

久しぶりにオークションで品物を落札した。
すぐにメールがきて「商品は着払いでお送りします」と書いてある。
ちょっと待ってよ。そんなに重い品物じゃないし高額な品物でもない。
定形外なら270円、冊子小包なら240円で送れるはず。
着払いだと600円ぐらいはかかるのでは?
まあいいかと一瞬思ったものの、やっぱりもったいない。
「郵送方法でご注文があれば連絡ください」と書いてあることだし、ケチと思われてもいいや、冊子小包で送ってくださいとメールを出した。
そのさい「250グラムまでなら240円、500グラムまでは310円です」と郵便料金も書き添えて。
そしたらすぐにまた返事が届いて「220グラムなので270円だと思います」と書いてある。
冊子小包が安くなるのを知らないの?と思いつつ、あんまり訂正を入れて相手が気を悪くしても嫌だし「わかりました」とメールを出した。
月曜日に入金。その旨をメールで通知。
ところが相手からは何の連絡もない。
どうなってるの?と思っていたところ、今日無事に商品は到着。
定形外で送ってくるかと思ったら冊子小包だったので、貼ってある切手は240円。
あれ?30円の差額は無視された?
判っていながら270円振り込んだ私も悪いけど、なんか釈然としない。
おまけになぜか同時に落札してもいない某俳優の写真も到着。
なにこれ?さては送り先を間違えたな〜。
商品には手紙もメモの一枚も同封されていない。
急いで問い合わせたらやっぱり郵送先を間違えたらしい。
送料着払いで送り返してくださいとのことだった。
商品自体に何の問題もないし、欲しかったものだったのでよい買物だったと思う。
でも、今回はあまり気持ちのいい取引じゃなかった。
今まで70人以上、いろんな人と取引をしたけれど、皆さん連絡はまめにしてくれたし、嫌な思いをしたことは一度もない。
今回の出品者も悪気はないんだろうけど、対応がいい加減すぎる。
そりゃ間違いは誰にだってあるよ。でもそれまでの対応がちゃんとしてないと「やっぱりね」と思われてしまうんだよね。
なぜか評価はこの人、とってもいいんだよね。
取引した人みんな「非常に良い」の評価をつけている。
私もよっぽどのことがない限りいつも「非常に良い」をつけてるけど、今回だけはそんな気になれなくて「良い」にした。
いろいろ文句を書いたけど、自分が出品するときは気をつけよう。
 
2001年5月30日(水)

映画『メトロポリス』を見に行った。
テレビアニメで『鉄腕アトム』や『リボンの騎士』は見ていたけれど(再放送でですよ〜)、この映画の原作者である漫画の神様・手塚治虫作品はそれほど読んでいなくてあまりよく知らない。
それより脚本の大友克洋に昔ハマっていて、『気分はもう戦争』『童夢』『AKIRA』あたりは一生懸命読んだな〜。
だから私は手塚原作というよりも大友脚本に惹かれて見に行ったのだけど、キャラクターの造形がまんま手塚タッチで、よく知らないながらも懐かしい気持ちになった。
いろんなシーンにおなじみのキャラ(ブラック・ジャックとか)がちょっとずつ登場してるらしいのだが、残念ながら私には見つけられなかった。
CGを駆使した映像は、アニメもここまで来たか〜と、普段ほとんどアニメを見ていない私には驚きだった。
クライマックスの映像は迫力満点なうえに、泣ける(T_T)
原作があるにしろ、制御できないほどのパワーから崩壊にいたる流れは『AKIRA』のクライマックスを思わせて、大友脚本らしいと思った。
アニメだから高いところから落ちても死なないとか(笑)、そういうところには目をつぶるとしても、やっぱり疑問に思うことはある。
究極のロボット・ティマと行動をともにするケンイチも、そのティマを破壊しようと付け狙うロックもどう見ても少年だが、いったい幾つの設定だろう?とか、なぜ探偵は甥が行方不明になってるのに能天気に過ごしてるの?とか、ロックが父親を崇拝する心の背景とか・・・
それでも見終わったときに心に残る何とも言えない余韻は好きだ。
細かい部分も確認したいし、ビデオになったらもう一回見たいなと思った。

『私を旅館に連れてって』第8回
今日もテンポが良くてなかなか好調だった。
風間さんの出番は少なかったけど、写ってなくても旅館の中ではかなりの存在感を発揮してると思う。
今回はジローさんメイン。お面のシーンは笑ったな〜。
お約束お約束と思いながらも、最後のシーンはホっとした。
今日の私のツボは加賀谷さんの悲鳴(^o^)
めちゃ迫真の演技だった。
 
2001年5月29日(火)

眠い・・・寝ても寝ても眠い・・・
HPの更新作業をさあやろう!とPCの前に座るものの、・・・・ZZZ・・・気が付いたら寝てる(^_^;)
次の週末にはなんとか過去ログだけでも完成させよう。
と、ここで書けば少しは自分にプレッシャーをかけられるかな。

今日は母が2泊3日の北海道旅行から帰ってきた。
お土産はいくらの瓶詰めとイカの塩辛!
ごはんにイクラを載せてちょっと醤油をたらして海苔で巻いて食べる・・あー極楽じゃ〜。
塩辛といえば、インターネット通販で買った天然塩だけで作ったイカの塩辛は美味かったな〜。
山口県仙崎の水産業者の商品だ。
見た目は悪いし最初は「からい!」と思ったけど、後味がさっぱりしていて、慣れたらやみつきになった。
この塩辛を食べたら、近所のスーパーで買ってきた塩辛が、なんとも化学調味料くさく感じてしまった。
まあスーパーの塩辛はそのぶん値段が安いんだけどね。
あと、ネットの通販でハマったのが宝塚の洋麺堂ってお店の冷凍ピザ。
楽天市場の共同購入だと5枚で送料を入れて3千円。
昨日も注文してしまった(^。^)
宅配ピザの値段を思えば、決して高くないと思う。
ここのピザの生地がモチっとしてて美味しいんだな〜。
おまけで付いてくる鷹の爪とにんにく入りのオリーブオイルもんまい!
ゆでたスパゲティにそのままあえるだけで十分イケる。
考えただけでお腹がすいてきたよ。もう寝よう。
 
2001年5月28日(月)

昼間はかなり暑いけど、朝晩は過ごしやすい。
ずっとこのままならいいのに、この後ジメジメ梅雨がきて、その後は熱帯夜の夏が来る。
食欲は落ちるし、汗をかくしで痩せるのでは?と毎年期待するのだが、痩せないんだな〜これが。
汗をかいたぐらいで痩せようなんざ、考えが甘いよね。
やっぱりキチンと運動しなきゃ。
でも、極度にものぐさな私には運動は続かない。
「続かない」って開き直らないで、続かせないといけないんだけど、なかなか気力が追いつかない。

今日、部屋の片づけをしていたら、顔痩せ用のマウスピースが出てきた。
ないないと思ってたら、炬燵の下に転がってたのね。
このマウスピースを口に入れて、もぐもぐ100回ほど噛むと、顔の運動になってスッキリ小顔になれるというしろものだ。
でも、結局2〜3回しか使わなかった。
なぜかといえば、一回使うたびに下まで降りていって、マウスピースを洗うのがめんどくさかったから(^_^;)
こんなものすら続かない私に未来はあるのか?!
せめてホームページと日記は続けよう。
 
2001年5月27日(日)

いつもは贅沢だから買わないんだけど、今日は近所のスーパーで三割引だったので、ハーゲンダッツのフローズンヨーグルト(ピーチ)を買った。
フローズンヨーグルトは初めて食べたけど、美味いじゃないか〜。
アイスクリームより少し大きいのも嬉しい。
外に遊びに行ったときは、けっこうケーキとかパフェとか食べるのに、夕飯の買物だと250円のアイスは高い!と思ってしまう。
悲しいほど貧乏性ね・・・(^_^;)

先日、駅の自動改札で私と前の人の間に、切符を持ってないおじさんがいた。
どうするんだろう?ピンポンならないのかな?と思ってたら、なんとそのまま切符を改札に入れずに通りぬけちゃったよ。
前にもJR大阪駅の改札で、無賃乗車の人を見た。
その人は不自然なぐらい前の人にピッタリくっついて通り抜けていった。
「何?あの人?」と思ってるうちに人ごみにまぎれこんでしまい、駅員も気が付かず。
でも今回は、前の人とはけっこう間隔をあけて歩いていたように思う。
何かヘンだな〜?と思ったから、私はしばらく切符を投入するのを待ってたのに、それでも閉まることなく悠々と通り抜けて行ったぞ。
大丈夫なの?自動改札って。

友達に聞いた話。
公園に、亀の胴体にビニール紐を括りつけて、亀と同じ歩調で散歩していたおばさんがいたらしい。
もしかして吉田くん?!
 
2001年5月26日(土)

今さらって感じだけど、ゲーム・ソリティアにハマてる。
長いこと遊び方が判らなかったのだ(^_^;)
先日参加したOA講習で教えてもらい、一度クリアしたらやみつきになってしまったのさ。
このゲームのおかげで私の睡眠時間は1時間は短くなってるはず。
今までPCのゲームは「上海」か「四川省」って決めてたけど、今はソリティアばっかり。
複雑なゲームは嫌いだから(つーかやれない)、これぐらいが丁度いい。
プレステでよく遊んでたときは「サイ」にハマってたけど、もう全然やってないな〜。
プレステ自体、押入れの中で、今はまったく触っていない。

昨日劇場で貰った芝居のチラシをあれこれ見る。
小劇場での公演だったせいか、MOPがもともと地元の劇団(今は拠点を東京に移してるんだよね。ちょっと淋しい)のせいか、関西の小さな劇団のチラシがたくさん入ってた。
桟敷席が苦手なので、扇町やウィングフィールドってどうしても足が遠のくんだけど、今年は地元の劇団も見てみたいと思う。
HEPホールあたりなら行きやすいかな。
とりあえず石丸さんが出演する「王立劇場」のチケットは買うつもり。
前回観られなかったので、今回こそは!
関西の小劇場ではおなじみの後藤ひろひとに、130R・板尾、内場勝則、中川家も出演らしい。
8月3日4日にbase吉本にて上演。石丸さんのコント、楽しみ〜。
 
2001年5月25日(金)

劇団M.O.P.の『黒いハンカチーフ』を観に行った。
昭和32年の東京新宿2丁目。一人の娼婦が殺された。
大物政治家と売春業者が賄賂でつながっている証拠のメモを持っていたためだった。
このメモを手に入れた下っ端ヤクザが大物政治家を脅迫。
娼婦は結婚をエサにこのチンピラに頼まれ、金銭の受け渡し場所に向かう途中、車に轢き逃げされたのだった。
警察はろくに捜査もせずに、この事件は闇に葬られた。
後悔したチンピラは大物政治家への復讐を決意。
殺された娼婦の仲間たちも、復讐に立ち上がる。
新宿2丁目には「ヒルネ先生」と呼ばれる医者がいた。
娼婦やチンピラたちからの信頼は厚い。
この男が無茶な復讐はやめろとみんなを諭す。
実はこの医者は伝説の詐欺師の息子だったのだ。
「黒いハンカチーフ」の暗号で、かつての詐欺仲間が集まってくる。
大物政治家をターゲットにしたコンゲームが始まる。
さて、娼婦とチンピラたちが、日本を牛耳る政治家をカモることが出来るのか・・・
というのがおおまかなストーリーだ。

非常にわかりやすくて楽しめる娯楽作だった。
少し気恥ずかしくなるぐらいのヒルネ先生の熱血ぶり。
社会の底辺に生きる人間たちの意地をかけたコンゲーム。
詐欺全体がうまくいきすぎるような気がしたのと、仲間うちにあまり波乱もなく進むのでハラハラすることはないけれど、そのぶん気持ちよく観ることは出来た。
昭和30年代の日活映画みたいな雰囲気の舞台だったな。
小市慢太郎はやっぱり上手いし、あの笑顔がたまらん。
岡森諦の金子信雄みたいな悪役演技も楽しませてもらった。
昔は小劇場といえば、わかりにくくて当り前って感じだったけど、今は全体的に起承転結のきっちりとしたストーリーがあるものが多い。
その中でもMOPのマキノノゾミと扉座の横内謙介が若手の中では双璧じゃないだろうか?
小劇場に留まらす、新劇から商業演劇をまたにかけて活躍しているのも納得だ。
でも、その破綻のなさが物足りなかったりもするんだけどね。
 
2001年5月24日(木)

昨日見られなかった『私を旅館に連れてって』第7回。
今日、ビデオで見た。
やっぱり良いね。手堅いわ。
「パパのこと何も知らないくせに!」と挑発的に言う義理の娘に対して、「だから教えて」と穏やかに返す倫子ちゃんは成長したな〜。
このシーンにはかなりジーンときてしまった。
でも相変わらずバブリーでオバカななぎさちゃんも、それはそれで可愛い。
風間さんも出番は多くないけど、いいシーンに登場してドラマを引き締めていた。
ただ、私は浅野ゆう子は別に嫌いじゃないけど、近年とみに台詞まわしに独特の臭みが出てきたのが気になる。
まるで舞台で喋ってるみたいだ。
映画『どら平太』でもあの台詞まわしだったのはマイった。
もう少し自然体でいいと思うんだけど・・・

ぴあの優先で『新・飛龍伝』のチケットを予約。
去年の内田有紀の小夏、そして今年の公演日はすべて平日。
いろんなマイナス要素があっても、やっぱり買わずにはいられなかった。
春田純一が出演するとはいえ、キャストが弱いのもマイナスだな〜。
去年、小川岳男が良かったので、今年も彼には期待している。
女優が主役になってからの『飛龍伝』を観るのは初めて。
とりあえず一度は観ておきたかった舞台を観られるのは内田有紀のおかげかな?
北区の若手だけの公演はめったにこっちではやらないもんね。
貴重な機会なので楽しみにしている。
 
2001年5月23日(水)

今日はよく降ったな〜。

映画『ショコラ』を見に行った。
丘の上(山の上?)にある小さなフランスの集落。
住民はみんな敬虔なカトリック信者で、厳しい戒律を守ってくらしている。
断食の月、その町に子供を連れた女性がやってきて、チョコレートのお店を開いた。
その店のチョコレートを食べた人たちはなんとも幸せな気持ちになれる。
だが、快楽は罪だと考える伯爵は、この女性を町から追い出そうとするが・・・というお話。
快楽だけを求めればいきつくところは退廃だから、戒律も必要だとは思う。
だけど、厳しく押さえつけられた生活では人は癒されない。
心を開いて楽しみましょう。人生は一度しかないんだから。
そんな言葉を耳元でささやかれているような映画だった。
おとぎ話のようなタッチが後半シビアな展開になるのが、少し残念。
でもラストは町中笑顔で見ている私も幸せな気分になれた。
亭主にしいたげられボロボロになったレナ・オリンが、チョコレートをなめて笑顔を見せるシーンは泣けたな〜。
フランス人、イギリス人、アメリカ人と、国際的なキャストだけど、やっぱりフランスが舞台なのに英語ってのはどうなんでしょうか?
そういえば『ロザンナのために』って映画でもイタリアが舞台なのに英語だったよね。
中国人がみんな英語をしゃべってた『ラストエンペラー』よりは違和感はないけどね。

今日は帰ったのが遅かったので『私を旅館に連れてって』はまだ見ていない。
感想はまた明日。
 
2001年5月22日(火)

DVDで『ハネムーン・キラーズ』を見た。
スペインなまりの結婚詐欺師と、体重200ポンド(って何キロだ?)の看護婦のカップルが、文通クラブ(ロンリー・ハーツ・クラブ)で知り合った女性たちを、金目当てに殺していくお話。
1950年代に起こった実話の映画化らしい。
モノクロ映画だし、ジャケット写真の雰囲気から、1960年代前半の映画かな?って思ってたけど、実際は1970年の映画だった。
「トリュフォーが最も愛したアメリカ映画」というコピーにつられて借りたんだけど、確かに雰囲気はヌーベルヴァーグの頃のサスペンス映画に似てる。
見ているときは、看護婦の激しい性格や嫉妬心に圧倒されてなんだか苦手だわと思ってた。
殺される女性たちにしても、文通で知り合ってろくに話もしたことのない男と、初対面で結婚を決めるなんてヘンなの!と思ってしまって、あまりお話に乗れなかった。
でも、終わったあとに何かね、残るんだよね。
巨漢の中年看護婦の痛い愛情が、心のどこかに刺さる感じ。
老女が殺されるシーンの緊迫感、看護婦が子供を始末するのを待っているときの詐欺師を写したカットなどはかなり良かった。

『セツアンの善人』のチケット買おうかと思ってたけど、9千円だと聞いてパス。
SだけじゃなくてA席もあればいいのに。9千円はちょっとねぇ〜。
 
2001年5月21日(月)

暑い・・・今も夜中だというのに暑い・・・
明日は雨で気温は下がるそうだけど、湿度が上がるので蒸し暑くなるらしい。

塩川正十郎財務大臣が「塩爺」と呼ばれてネットアイドル化してるってホント?
塩川代議士は地元選出なので、子供の頃から名前だけはよーく知ってる。
街中のあちこちにポスターがベタベタ貼ってあった。
確かに好々爺然としたお顔だけれど、自民党の中でも超保守派だったんじゃなかったけ?
このGWだったか憲法改正に関する演説会か勉強会のニュースをテレビで見たけど(憲法改正派主宰)、その中心人物が塩川氏だったような・・・(もし違ってたらゴメンナサイ)
「俺らみんな強姦魔」発言で辞職した西村某も出席していて、右翼チックな発言をしていたのはめちゃ嫌だった・・(ーー;)

昨日買った携帯、ロングメールの受信状態がすごく悪い。
PCに届いたメールを携帯に転送して読めるようにしてるのだけど、今日の昼過ぎに届いたメールが、携帯ではまだ受信できてない。
昨日も友達が送ってくれたロングメール、夜の7時過ぎに送信してくれたのに、届いたのは明け方。
前のはそんなことなかったのにな〜。
ずっとこれじゃ使えないよ。
 
2001年5月20日(日)

五月花形歌舞伎『怪談敷島潭』を観に行ってきた。
市川染五郎が三役早替わりで勤める通し狂言だ。
明治2年に河竹黙阿弥が三代目澤村田之助のために書き下ろした芝居で、関西では33年ぶりの上演になるらしい。
余談だけれど、昔脚本家の佐藤五月氏が、「壊疽で両手両足を切り落としても舞台に立ち続けた役者の話を舞台でやろうと、ある俳優さんと話してるんです」と言ってたことがあって、両手両足を切り落とした役者って澤村田之助だろうなあ。そして確証はないけれどこの“ある役者さん”って風間杜夫のことじゃないかな〜と何となく思っていた。結局実現はしなかったので、私の勘が当たったのか外れていたのかは判らない。
澤村田之助は皆川博子の小説『花闇』のモデルになっている。昔、夢中で読んだ面白い小説だった。
それはともかく、市川染五郎は無実の罪で自害させられる傾城敷島、その恋人の藤代屋十三郎、敷島を陥れる悪女・お玉の三役を演じ、あっという間の早替わりは見た目に楽しい。
美貌の傾城敷島と凛々しい十三郎を演じる染五郎には惚れ惚れしたけれど、悪女のお玉は少しあだっぽさが足りないような気がした。
筋書きは、泥棒の濡れ衣を着せられ死んだ敷島が、自分に罪をかぶせた三人のワルに幽霊になって取り付くという話。
敷島の恋人や娘(子役が可愛かった)、両親たちが最後には仇討ちをしてワルは死んでいく。
セットや背景が一瞬にして変わったり、本物の水を使った雨の場面の立ち回りなど、見せ場は多い。
ワルたちも一筋縄ではいかないヤツらでなかなかに魅力的だった。
でも、やっぱり前に観た『牡丹灯篭』のほうが面白かったな。
怪談なんだけど、怖い演出はそれほどでもないし、登場人物にも、なんというか、もっと凄みがあれば良かったのにと思う。
歌舞伎を観るときは私は必ずイヤホンガイドを借りる。
今回は世話物だから現代の感覚で観られる芝居だけど、それでも「責め場」(この場面は子供や猫を容赦なくいじめて、凄惨なのに変にユーモアがあるんだよね)とか「だんまりの場」とか、説明してもらうとわかりやすくていい。
「だんまりの場」なんてただ観ているだけじゃ何のことかさっぱり判らないと思う。

芝居の前にJ−PHONEに寄って機種の変更。
新しい携帯を受け取ってから帰宅。
4時間ぐらいかけてようやく使い方がわかってきた(^_^;)
まだ慣れていないので、使いにくいわ。
 
2001年5月19日(土)

『MONDAY』のDVDを見た。
今さら・・・と言われそうだけど、私はサブ監督作品は初めて。
評価の高かった『アンラッキー・モンキー』も『ポストマン・ブルース』も見ていない。
話題になっていたので見たいとは思っていたのだけれど、若者向けの映画じゃないの?と、ちょっと腰がひけてしまう感じはあった。
で、『MONDAY』の感想・・・・・
すごく面白いとは思わなかったけど、そこそこは面白かった。
クライマックスは「何かの冗談?!」と唖然としていたら、最後にもうひとつヒネってあって納得。
でも本来、もっとスピード感のある映画を撮る監督なんじゃないのかな?
今回はハジけそうでハジけきれてないというか・・・
ホテル前での演説シーンなど、中途半端な印象だった。
笑いも遺書の内容は可笑しかったけど、その他はちょっと不発。
まあ好みの問題もあるとは思うけどね。
キャストに小劇場系の役者が多くて、脇役をチェックするのが楽しかった。
堤真一の壊れっぷりを堪能する一本かな。

『もてない男−恋愛論を超えて』(小谷野敦)読了
最初は目次にならんだ言葉の数々に引いたけど(^_^;)、読み出すと面白い!
著者は私怨で書いていると言いながら、陰惨さはなくかなり笑える描写あり。
「フェミニストは実は女性として恵まれたエリートである」という説には共感。
自分に自信がなければフェミニストなどにはなれないと思う。
「孤独を癒すためのブックガイド」の項に、映画『異人たちとの夏』が取り上げられている。
ノスタルジックな浅草の町、両親のぬくもり、そんな言葉で語られることの多い映画だけど、ここでは名取裕子の孤独感を「想像すると凄い」と書いている。
名取裕子は美人だから見えにくいけれど、確かに絶望的な孤独感だろうなあ。
非常にわかる部分もあれば理解できない男性心理もあり、「ほー!そうなの?」と興味深く読めた。
しかし「もてないもてない」って言ったって東大卒で学者である。
一般のモテない君とはまったく違うよね。
 
2001年5月18日(金)

まず昨日の訂正。
eプラスでも、チケットの当落はメールで連絡が来ます。
ちゃんとメールが届いていたのに、他のメルマガやDMにまぎれて気付いてなかった(^_^;)
最近こういうの多いんだよね。
返送しなければならないものを忘れていたり、予約していたものを受け取りに行くのを忘れたり。
緊張感なさすぎ。

私のウチで使ってる食器は、たいていミスドか近所の大型電気店のオマケで貰ったものだ。
去年電気屋で貰い大活躍していた大きなコップが割れてしまったので、いっちょ奮発して新しいのを買うか!と、先週ちょっとこじゃれた雑貨屋で、涼しげな水色の取ってのついたガラスのビアジョッキを買ってきた。
値段は480円。今まで只のコップばかり使っていたのだから、私にとっては贅沢な買物だ。
夏は冷やしたお茶をガブ飲みするので、普通のコップだとすぐに飲みほしてしまう。
だから大きなビアジョッキは希望にぴったりで、デザインもかなり気に入っていた。
なのになのに・・・今日使おうと思ったらヒビが入ってるじゃないかさ〜。
それも今にもパリンと割れそうなヒビが。
買ってから毎日使ってたさ。
ちょっと無造作に扱いすぎたかもしれん。
でも、こんなに早くダメになるとは・・・悲しーい(T_T)
かなり肉厚で丈夫そうに見えたんだけどな〜。
冷たいお茶にマグカップでは気分が出ないので、やっぱまた新しいの買うかな。

友達から来たメール。面白かったので載せちゃう。
「市役所に『市営住宅』の申し込みに行ってきました。
用紙には記入して行ったにもかかわらず
又、同じような事をプリントに記入し始める係りの人!
「1.・・・・」「2.・・・・」と、書いていくうちに手が止まったの!
何か計算してるのかな?と、おもったら、まるで速記のような文字が!
顔をのぞくと、寝ていたのね!あんさん!」
ダメじゃん、市役所の人(^_^;)
Kちゃん、サンキュー!
 
2001年5月17日(木)

パソコンを買うまでは、シャープのワープロ・書院でインターネットに接続していた。
今日、書院で書類を作る必要があったので(まだ昔のデータをPCに移してない)、ついでに久しぶりにネットに接続してみた。
心配だったのは、どんな風にこのHPが表示されているかってこと。
以前のトップページは、書院で見るとレイアウトが崩れてしまってたんだよね〜。
友達のi-bookでも、変な風に表示されてたし、画面の大きさやプラウザの違いで、全然違って見えるから自分のPCで上手く写っていても油断できない。
恐る恐るアクセスしてみたら、一応マトモに表示されていてホっとした。
でも、色は全然違ったな〜。
イラストもずいぶん荒く見えてちょっとガッカリ。
このワープロ、かなり重いので持ち歩きは出来ないけど、もし万が一PCに何かあっても、HPとメールのチェックぐらいは出来るから安心感がある。
ビデオから画像も取り込めるしかなり遊べるワープロだ。
でも最近は滅多に使わなくなったな〜。
もうワープロじゃ満足できないんだよね。
人間、なかなか後戻りは出来ないのであ〜る。

小泉首相が出演する自民党のCMに「Forever Love」が使われているらしい。(あれ?こんな曲名だったかな?)
小泉純一郎って、スタイルは新しいけど、考え方はかなりガチガチの保守志向でしょ。
ロックって反体制なものなのに、体制のど真ん中、自民党のCMとはいいのか?
・・・って別にいいんだろうな〜。
もうロック=反体制だなんて誰も思ってないか。
だいたいXJAPANってロックなの?
ろくに聴いたことがないのでスミマセン(^_^;)
 
2001年5月16日(水)

『私を旅館に連れてって』ももう6回。折り返し地点だ。早いな〜。
今日は風間さん扮する板長・篠田が物語の中心だった。
当然、出番も多くて、ミーハーとしては単純に嬉しい〜(*~-~*)
押さえた演技で、これはやっぱり二枚目路線だね。
勅使河原史子とのバーのシーンなど、一昔前のトレンディドラマをほうふつとさせて、まだまだイケるやんと喜んでしまった(笑)
結末が誰にでも読めるハナシだけど、そうそうこれが見たかったのよ!とテレビを見ていて思わず顔がほころんでしまうような展開に、わかっていても嬉しくなってしまった。
今回は篠田が花壱こそが料理人として誇りを持って働ける場所だと気付くと同時に、助手・里子の成長物語でもあるんだよね。
落ち込みながらも頑張る里子はけなげで応援してあげたいと思わせられるけれど、私は一生懸命やったことなら許されるとは思っていない。
プロにその理屈は通用しないと思う。
お客様に出せるレベルの料理が出来ないのに、「なんとかなる」と受けるのは褒められた話じゃないと思うんだけど・・・
そのへん、勅使河原さんの意見を聞きたかったんだけどな。
まずい料理を食わされたカップルは、正規の料金を請求されたのか、ちょっと気になるところだ(笑)

eプラスで優先予約したチケット、当たったのか外れたのか連絡来ないな〜どうなってるの?と思ってた。
でも、嫌な予感がして確認したら、eプラスは当落をメールでは教えてくれないのね。
自分でHPにアクセスして確認しなければならない。
「お振込みがなかったので予約は解消されました」だって(T_T)
ぴあはメールで連絡が来るので、勘違いしていたわ。
もう一般発売されているので、改めて予約した。
今度は振込み、忘れないようにしなくては!
でも、一般発売でこんなにすんなり買えるなら、慌てて優先予約することなかったな。
 
2001年5月15日(火)

寝不足のせいか湿気が多いせいかとってもダルい。
今日こそは早く寝よう。

リンク集にプロダクションMMPを追加。
石丸さんや重松さんら元つか劇団の役者さんや、風間さんの甥にあたる市川楓人さん(1973年生まれとはちょっと驚き。もっと若いと思ってた)、元遊眠社の竹下明子さん、「オードリー」で話題になった仁科貴さんなどが所属している。
確か平田満さんも最初はMMPだったんだよね。
今、平田さんが所属しているプロダクション、アルファ・エージェンシーもHPを開設していて、ここもリンクさせてもらいたいんだけど、なぜか所属俳優のページに平田さんの名前がない。
スケジュールのページにはちゃんと平田さんの予定も載っているのになぜだろう?
平田さんの写真が載ったらリンクさせてもらおうと思う。
アルファ・エージェンシーには私好みのいい役者さんがいっぱい所属している。
特に余貴美子さんが大好きだ。
舞台『上海バンスキング』でリリーを演じているのを見てからずっと好きで、東京壱組の舞台もよく観に行ったけど、なんといっても石井隆監督の映画『GONIN2』の余さんにはシビれたわ〜。
もう、最高にカッコいい〜!!!
しっとりとした役も似合うし、ああいうクールで乾いたキャラクターもハマるし、憧れの女優さんだ。
テレビや映画では色っぽい役の多い余さんだけど、舞台ではあまり色気のある役はやってないような気がする。
逆に最後の網タイツ女優と言われた銀粉蝶さんとか、第三エロチカの華だった深浦加奈子さんなど、舞台で毒気のあった女優さんがテレビでは普通の主婦が多かったりして、そのギャップが面白い。
話はちょっとズレるけど、李麗仙さんがワイドショーのコメンテーターをやるなんて、一昔前は考えられなかったな〜。時代の流れかな。

アルファ・エージェンシーの稼ぎ頭といえばトヨエツでしょう。
友達の高校の1年か2年先輩らしい。
何年か前に同窓会があったとき、NHKの朝ドラでその高校が撮影に使われるわトヨエツが先輩だとわかるわで、大騒ぎだったとか。
それまでその高校出身の有名人といえば連合赤軍で逮捕された過激派ぐらいしかいなかったので、みんな大喜びだったそうだ。
 
2001年5月14日(月)

しまった〜!今日も『ER』見るの忘れた〜(^_^;)

昨日、錦ちゃんファンの母に中村錦之助の映画のスチールばかりを集めた本を買った。
今日それをパラパラ見ていたら、『ちいさこべ』の集合写真に風間さんらしき子供が写っていた。
でもルーペで見なければわからないぐらい小さく写った写真なので、自信はなし。
中村錦之助の映画はそれほど見ていないけど、私も好きだ。
歯切れのいい江戸ッ子の台詞や、イキの良さは見ていて気持ちがいい。
昭和30年代の錦ちゃんの映画、もっと見たいな〜と思う。

パソコン雑誌を読んでいると、ADSLだのWindowsXPだのそそられる話題がいっぱい。
でもどちらも当分おあずけだな。
ADSLで常時接続が実現したら、今まで20分かかってた音楽のダウンロードも短縮されるだろうし、ストリーミング放送も楽しめるらしい。
だけど、工事や設置などめんどくさいな〜(^_^;)
第一、そんなお金ないよ。
テレホーダイだと夜型になるので不健康だけど、しばらくはこのままでいいか。
あれこれ迷ってるうちに今度は光ファイバーの時代になるんじゃないかな。

ちょっと前までモバイルカメラ付きの携帯がすごく欲しかった。
でも、今はどうせならデジカメを買ったほうがいいような気がしてる。
今時モノクロの携帯は淋しいけど、別に困ることはない。
大きく引き伸ばすことはまずないので、150万画素ぐらいでいいからデジカメ欲しいな〜。
そしたらこの日記に画像を入れることも出来るんだけど。
問題は何を写すか、だよね。
 
2001年5月13日(日)

『CITYBOYS MIX ラ・ハッスルきのこショー』のマチネを観に行った。
最初は老人が老人介護をするコント。
ホントにありそうな(?)シチュエーションと台詞の中に、20年間切っていない長い爪、屋上でキリンと生活する男など、現実離れした可笑しさもチラホラ。
次の軍隊のコントは反復の可笑しさ。リズム感で笑わせてもらいました。
「智恵子抄(ショー)」は、斉木さんの指揮といとうせいこう&きたろうさんの歌が、中村有志さんの智恵子と大竹さんの高村光太郎のシリアスな芝居にからむタイミング、選曲が絶妙。大笑い。
これと次の「怒鳴りあってるけど仲良しトリオ」のやりとりが最高に可笑しかった。
私はこのあたりが今公演一番のツボ。ヒーヒー言って笑った(^o^)
淋しい大学教授の米寿を祝う会や、まんじゅう工場のコントも、マッタリ感がいつものCBらしくて良かったけれど、大笑いの後だけに、個人的にはちょっとダレた。
斉木さんのナンセンスな無公害自動車は短いところがいい。
泥臭い笑いにならないのは、この「引き」のセンスがいいからだと思う。
ちょっとブラックの入った「きのこエンジェルス」は私はあまり好きな種類のコントではないな。それでも笑ったけどね。
最後の電柱にのぼった中年男二人の黄昏たコントはきたろうさんだから成立したように思う。
最後がこれだとちょっとうら寂しいな〜と思ってたら、もう一回軍隊の短いコントを入れて、客席のテンションを上げてお終い。
私が初めてCBのライヴを観たのは11年前だけど、その頃に比べたらずいぶん素直に笑えるコントが増えたような気がする。
使ってる音楽、毎回流される映像のセンスの良さがかもしだすなんとなーくオシャレって感じィにごまかされてる感が、昔は無きにしも非ずだったんだけど、ここ何年かは単純に楽しめるし、三人の雰囲気の良さは昔から変わらずで好き。
欲を言えばコントじゃなく、このメンバーで一度2時間の芝居を観てみたいな〜と思う。

ライヴの後、CBサイトの皆さんにご挨拶。
私はお先に失礼して一緒に行った友達と食事&デザートで久しぶりに長時間喋った。
何年かぶりで行ったグランドビルの31階から眺めた大阪の景色は、銀色のレゴブロックを隙間なく並べたみたいだった。
 
2001年5月12日(土)

今日は夕方から映画を見て、そのあとシティボーイズ・サイトの皆さんの飲み会に参加させてもらった。
こう見えても(って知らないって)私は初対面ではアガるタイプ。
でも、皆さん優しい方で、緊張せずにお話できて楽しかった。

今日見た映画は『ジュエルに気をつけろ!』
特に見たかったというわけではなく、他にうまく時間の合う映画がなかったという理由で見たので、まったくどんな内容か知らず、期待もしていなかった。
でも、最初の方は色使いが面白くテンポも快調。
もしかしたら拾い物かな?と思ったのだけど、残念ながら途中から失速。
中盤退屈。
クライマックスを見て初めて「これ、ブラック・コメディだったんだ」と気付いた。
美人でセクシーなリブ・タイラーに手玉に取られる男三人。
男なら誰もが虜にならずにはいられないはずのヒロインにそんな特別なフェロモンはなく、男性陣にも魅力なし。
女の外見でコロリとだまされるバカな男のスケベ心をからかった映画なのだとしたら、なんとも中途半端に感じた。
笑いも毒もイマイチ足りない。オチも後味が悪くて笑えなかったな〜。
ヘンな髪型で登場するマイケル・ダグラスは、父親のカーク・ダグラスそっくりでそれは笑った。
でもこの男の行動も予想通りの展開でつまらん。

夜11時過ぎの環状線に乗ったら、USJの手提げ袋を持った人がたくさんいた。
今日も混雑してたんだろうなあ。
 
2001年5月11日(金)

昔観た芝居のデータを調べるために、古いパンフレットを引っ張り出してきて、久しぶりにいろいろと読んだ。
20年以上前に人気のあったロック・ミュージカル劇団のパンフレットの、役者紹介の文章が今読むとけっこう笑える。
「シンちゃんの冬の夜は、J・D・サウザーで始まった」とか「冬でもボンボンベッドでFENを聴きながら日光浴。ラブソングを創ってます」とか。
ボンボンベッドって・・・(笑)なんだか久しぶりに目にした言葉だわ。
カッコつけた文章なのに、ちょっぴりトホホな脱力感(^。^)
今だったらデッキ・チェアと書くところかな。
でも、昔はボンボンベッドって、確かに呼んでいたね。(今も?)
私はリーゼント&皮ジャンに代表される、不良っぽいワイルドさに憧れたことはまったくない。
どちらかといえば嫌いである。
なのに、なぜ一時とはいえこの劇団が好きだったんだろう?
確かにリーダーは好きだったけど(今も現役。いい役者です)レコードまで買ったのは謎だ。

近頃気になるもの。関テレの岡本アナウンサー(男性)の茶髪。
だってニュースのときのスーツと全然似合ってないもの。
いつも何だか浮いている。
 
2001年5月10日(木)

昨日届いたCDを今日はゆっくりと聴いた。
まず『リトルダンサー』のサントラ。
映画を見て、好みの曲が多かったので買った
70年代80年代のイギリスのヒット曲で構成されていて、T-Rexが一番多く5曲入ってる。
子供の頃読んでいた月刊明星に洋楽のページがほんの少しだけあって、そこに載っていたデビッド・ボウイやマーク・ボランのビジュアルはインパクトがあった。
「なんなのこの人たち?男?」と、ロックなど聴いたこともなかった頃は、むやみに嫌っていた。
でも今、曲を聴くとカッコいいな〜と思う。
私はボウイよりもT-Rexのほうがとっつきやすくて好き。
曲を聴いていると名場面が思い出されて、何だかホカホカした気持ちになるのがサントラの良さだな。
『サバイバー・グレーテスト・ヒッツ』
これは風間さんが歌った『100度でHeartbeat』の元歌、『American Heartbeat』を聴きたいが為だけに買った。
まず最初に『American−』を聴いてみた。
ほとんど同じアレンジなんだけど、途中からドラムがドカドカ前面に出てきて、重量感がある。
ヴォーカルも少しヘビメタが入ってるので、風間さんの曲とはずいぶんイメージが違う。
『100度・・・』の方は曲は同じでもちょっとダンス系だけど、本家は頭をブンブン振り回し、足をガンガン踏み鳴らしながら聴く感じ。
しかしこれを風間さんに歌わせようと思ったのは誰?
この元歌を聴いてなかなか思い浮かばないんじゃないかな〜。
ミスマッチでけっこう面白いけどね。
サバイバーって商業ロックの王道を行くバンドだったんだなあとアルバム全体を聴いて改めて思った。
『Eye Of The Tiger』しか知らないと思ってたら、『Buening Heart』と『The Moment Of Truth』も知っていた。
両方スタローンがらみの映画の主題歌じゃなかったかな?
アップテンポな曲は「好プレー珍プレー」の「好プレー」のコーナーで流して欲しいような曲ばかりだ。
「オリックス・イチロー!もひとつイチロー!く〜しびれるね〜」とかみのもんたのナレーション付きで。
バラードはハリウッド映画のロマンチックなラブシーンのバックに流れてもいい雰囲気。それもスタローンとか、今ならトム・クルーズとか、男っぽくてマッチョマンっぽい人の主演映画ね。
特に好きというわけじゃないけど、聴いてて別にイヤでもない。
一昔前(二昔?)のサウンドだから、妙に懐かしかった。
 
2001年5月9日(水)

やっと届いたよ、Amazon.com
注文していたのは『サバイバー・ベスト』と『リトル・ダンサー』のサントラ。
発送したとのメールが来たのが4月18日だったから、ちょうど3週間。
そりゃ、<Averages 7-26 business days>と明記されているけど、前回注文したときは1週間で届いたから、何か事故かと心配した。
あと1週間遅ければ、メールで問い合わせをしようと思ってた。
でも、英語がわからんので(^_^;)少々遅くても届いて良かったわ。
アメリカでCDを注文すると、CDの値段自体は安いんだけど、送料と円安で、結局は国内で買うのとほとんど値段は変わらない。
だからもううまみはないんだけどね、前回注文したISRAEL KAMAKAWIWO'OLE(読み方がわからない〜)みたいに、国内ではなかなか買えないCDが、簡単に手に入るのは魅力だ。
今回は『リトルダンサー』のジャケット写真がアメリカ盤の方が良かったのでアマゾン・コムに注文したけど、これからは別のオンラインショップに変えるかもしれない。
流行りものは、街中の外資系CDストアで買うのが一番安いと思う。
今日届いたCDの感想はまた明日。

『私を旅館に連れてって』第五回。
今日が今までで、一番面白かった。
誰がメインということじゃなく、それぞれのキャラが自分の持ち場でいい仕事をして、なおかつ連帯感も感じられて良かったと思う。
前半は花壱の面々の掛け合いに笑ったな〜。
いくらなんでもそりゃやりすぎ!と思うシーンでも、役者が上手いので、抵抗なく笑えた。
終盤の老夫婦のシーンは盛り上がったね。
特に奥さんの新婚時代に戻った台詞では不覚にもこみ上げるものが・・・
私はこういうのに、弱いんだよォ。ほとんどツボに直球だった。
来週はいよいよ篠田板長の過去が明らかに?
アダルトキャストがメインの展開になりそうなので、楽しみ。
脇役も毎回楽しみなんだけど(今日は大人計画の田村たがめがワンシーン出てた)来週はモロ師岡だ!バッキーさんだ!(「ラジオの時間」見てね)
 
2001年5月8日(火)

『陰陽師/鬼小町』を見た。
話がシンプルなぶんゲストの芝居をたっぷり見せてくれるのが嬉しい。
三田和代はやっぱり上手いよね〜。
若さの幻想にとりつかれた哀しい老女の姿が鬼気迫っていた。
小野小町に恋焦がれて死んでしまった深草の少将の風間さんも、三田さんとの丁丁発止の渡り合い、見応えありました。
風間さんの、小町を責める強気の姿勢から、一転して拒絶され傷つく表情の芝居が、私は好き。
深草の少将は本当の鬼になってしまったのではない。
ただ愛されたいと願って死んでいった哀れな男にすぎないと思えてくる。
原作では深草の少将はもっと非情な鬼で、ラストも二人とも成仏できないでこの世に縛られたままという救いのないものだった。
でもあの表情があるから、小町が深草の少将に導かれて旅立っていくラストにも無理はない。
ただ原作の狂気のシーンを二人の演技で見たかったという気持ちも一方でかなりあるし、ちょっと綺麗にまとめすぎた感じはしたけどね。
蜜虫の「男社会で女は・・・」云々という台詞は、「今日のドラマのまとめ」風で、説明的だったかな〜。
でも、博雅の男の本音が、微笑ましくもあったけど(^。^)
若い僧侶の身体中にお経を書くシーンでは、どうしても『怪談』を思い出してしまい(誰でもあそこでは耳なし芳一を思い出すんだろうけど)耳にもお経を書いているのかジっと見てしまった(^_^;)
さすがに書いてなかったね、耳にまでは。
わかってても耳を切られないかとドキドキした(笑)

自分の子供を大やけどさせた主婦が今度は二人の子供の養育放棄(だったかな?)で再逮捕されたので、以前この主婦が行なった釈明会見の様子がまたニュースで流されていた。
二度目の記者会見で「目がキツいから本当にやったのだろうと思われる」という理由で二重瞼の整形手術をしたと言っていたが、こういう思考回路はまったく理解できない。
たぶんこの人は、何か問題が起こったときに、自身の内面を見つめることなしに、すべて原因は他にあると思うタイプの人なんだろうな。
それぐらい精神的に追い詰められていたのかもしれないけど、淡々と喋る姿には、何だかすごく居心地の悪い違和感を感じた。
どうでもいいようなことだけど、来ていた服の肩についていたフワフワの飾りにもなんとなーく違和感。
 
2001年5月7日(月)

今日は暑かった。最高気温27度だって。
今もまだ暑くてダルい。
これからどんどん夏になっていくんだなあ。
昔は夏が好きだったけど、今は夏の暑さに身体がついていかない。
ぴあを買ったらSMMER SONIC 2001 OSAKAのお知らせが載っていた。
去年も興味はあったものの『ディナー・ウィズ・フレンズ』と日程が重なってたんだよね。
今年は今のところ予定はなし。
でも真夏の炎天下のライヴはもうキツイ〜。
6〜7時間の野外ライブでも平気で燃えてた時代があったなんて嘘のようだわ。
今日60歳で宇宙旅行から帰ってきた大富豪のニュースを見たけど、問題は年ではなく、日頃鍛えてるかどうかなんだろうね。
若い頃は特に何もしなくても体力はあった。
でも今はそうはいかない。
これから薄着の季節だっていうのに、このところの動かないPC生活で、また一回り脂肪がついたみたい。
体力強化とダイエット効果を期待して身体を動かそうかな。
って、いつもこの季節決意するものの、達成したためしなし。

別館は昨日完成したはずだったんだけど、見るたびに気になるところが出てきて、結局ちゃんとしたオープンは夜遅くになった。
これから、毎日少しずつ地道に更新していこうと思う。
過去ログも早く完成させなければ・・・
最近自分のHPにかかりきりであまり他のHPに書き込みしていないし(ROMってはいるのだけど)メールの返事も遅れていて、こんな不義理が続くと忘れられてしまうかもね(^_^;)

先日バーゲンで買ったラメ入りピンクのサンダルを、今日初めて履いてみた。
太陽光線の下で見るとやっぱり派手だった(^。^)
でもいいよね。もう夏だもんね。
 
2001年5月6日(日)

あっという間に日曜日。一週間がイヤになるぐらい早い。
目の前のカレンダー、ようやくめくって5月になった。
自分でも呆れるぐらいズボラな人間である。
別館はとりあえずトップページと、映画篇が2ページ出来たので、明日公開することにした。
残りは出来次第アップしていく予定。
ここは自分が楽しむためのページ。共有してくれる人がいれば嬉しいけれど、あまり反応を気にせずにやっていこうと思う。
今日も昔の映画のデータを全洋画オンラインで調べる。
ココは本当に凄い!と今更ながら驚いた。
日本で公開された映画はもちろんのこと、1〜2度テレビ放送されただけと思われるB級C級テレビムービーのデータもちゃんとある。
例えば『巨大クモ軍団の襲撃』とか『ハイウェイパニック』とかね。
ドラキュラ映画など、どれがどれだかわからなかったけど、ココを見たらタイトルがずらり。いや〜助かりました。
おかげですべての作品のデータが判明。
インターネットの中にはすべての人に開かれたデータベースがある。
それが私の感じる一番の便利さだな。

日曜洋画劇場で『アナライズ・ミー』を見た。
想像以上に笑えた。デ・ニーロの怪演も楽しい。
ビリー・クリスタルの映画はけっこう好きだ。
見たそばからストーリーを忘れてしまうような映画でも、そのとき楽しく笑えたなら存在価値は十分にあると思う。
芸術だなんだって言ったって、本来映画とはそういうもの。
ダルい日曜の夜に見るにはピッタリの映画だった。
 
2001年5月5日(土)

せ、せ、背中が痛い〜。
長時間同じ姿勢なんだから、無理もないか。
ようやく別館のトップページと中身のデザインが固まった。
いろんな素材サイトで壁紙やアイコンを選ぶのは、苦労だけれど楽しい。
オシャレな素材もいっぱいあるんだよね〜。
でもオシャレなものほど使いにくい。
今流行の70年代テイストのものなど使ってみたいけど、他のページと釣り合わないし、テキストとの兼ね合いもあるので泣く泣くあきらめた。
思いっきりモードな風間さんのページも作ってみたい気がするけど(笑)、やっぱり似合わないかな。
HPに載せるために過去に見た映画のリストを見直していると、テレビで見た映画などは詳細のわからないものがちょこちょこある。
でも、全洋画オンラインで調べてみたら一発でわかったよ〜!
さすが、日本で公開された洋画のデータは全部あるというだけのことはあるわ。
さあてこれからまたひと頑張りするかな〜。
かなり昔に見た映画を思い出してあれこれ書くのは、楽しい。
他の人が読んでも楽しいかどうかは・・・(ーー;)
 
2001年5月4日(金)

休みが続いているので曜日の感覚がない。
今日は金曜日。でも日曜日のようなダルさ。
朝から頭痛。やっぱりPCのやりすぎなんだろうなあ。
今日は過去ログを一旦中断して、風の杜別館に取りかかる。
PhotoDrawでタイトル文字を作ってみるが、イマイチ気に入らない。
黒バックにするか、明るく女性らしいデザインにするか、まだ迷っている。
気分転換に買物に行き、本屋でHP作成関連の本をいろいろ見てみるが、まだPhotoDrawにしても、frontpageにしても十分に使いこなせていないのに、新しいものを求めてももったいないだけだと思い、何も買わずに帰ってきた。
帰ってから今まで使ったことのなかったGIFアニメや特殊効果の機能を試してみると、けっこう面白い。
でも、物珍しさで使ってみてもページのデザイン全体にあっていなければ仕方がないワケで、やっぱりまずは全体のイメージをしっかり固めないとダメだよな〜。
デザインばかりに凝っても内容がつまらなければダメだし・・・
でも映画や芝居の部屋なんて、どれぐらいの人が興味を持ってくれるか・・・?
はっきり言って自己満足のページだもんな〜。
あくまでもメインは風間さんで、別館はおまけみたいなものなので、誰も見てなくてもいいけどね。
だからといって手を抜くのはイヤなので、明日も頑張ろうっと。
 
2001年5月3日(木)

今日はずーっと、PCの前に座りっぱなし。
ようやく2月分の過去ログが完成。
すぐにアップロードしようかと思ったが、FFFTPの接続がイマイチなので(すぐにフリーズ)、3月分が出来たらまとめてアップすることにする。
3月はまだ作り始めたばかり。明日中には無理だろう。
このぶんじゃ、GW明けに別館をOPENさせるのは難しい。
先に別館に取りかかるかな〜。
最初は掲示板のログは自分で保存しておけばいいことだから、過去ログ機能は別になくてもいいと思ってたけど、ログがたまってくると作業が大変。
デザインを優先して過去ログのページを作ったために、けっこう作成に時間がかかるんだよね。
掲示板をバージョンアップしたときに過去ログ機能が追加になっていて、本当に楽になった。
4月以降は自動でログが保存されているので、もう保存をし忘れることもないし、ワード検索も出来るし、手動でやっていたときはこんなものだと思っていたけど、今は便利さを実感している。

昨日、トップと掲示板別館にBGMをつけてみた。
BGMは最近いろんなHPで使われているけど、私自身スピーカーをいつもOFFにしているので、別に必要ないかなと思っていた。
それがたまたま『私のお父さん』のMIDIを見つけたら、俄かにBGM欲しいモードに!(笑)
TOPページに使ってみたら何だか嬉しい気分(^。^)
ついでに掲示板別館にもBGMを付けてみた。
(メイン掲示板には付けられない)
別館の曲は『清らかな女神』
こんな曲を使うと私がいかにもオペラ通みたいだが、実は最近ハマっているフィリッパ・ジョルダーノのCDに入っていたから知っているだけ。
アメリカのクラッシック音楽サイトとか、映画音楽サイトとか、半端じゃない凄い数のMIDIファイルがあって、聴いてたら瞬く間に1時間2時間たってしまう。
使いたい曲もいっぱいあるけど、TOPが『私のお父さん』なので、あまり雰囲気の違う曲もな〜と悩む。
風間さんが出演した舞台『愛は謎の変奏曲』で使われたエルガーの『エニグマ』も見つけたが、ダウンロードしてみたら24分もあった。
これじゃ重すぎてBGMには不向きだろう。
ヒットソングもたくさんあるけど、何となく昔スーパーなどでよく流れていた「歌のない歌謡曲」みたいでちょっと安っぽい。
編曲にもよるのだろうが、BGMにはジャズかクラッシックのほうが良いね。
 
2001年5月2日(水)

『トラフィック』を観に行った。
面白かった〜!
メキシコの麻薬組織、コカインをアメリカに密輸入し売る会社、最前線の麻薬取締官たち、コカイン中毒の娘を持つ麻薬取締り連邦最高責任者、打つ手を持たないワシントンの官僚や政治家たち、コカインが流通していくそれぞれの現場で織りなされるドラマが、たくさんの登場人物にも関わらず、わかりやすくスリリングに描かれていて2時間28分目が離せなかった。
三つの地域のエピソードが並行して進んでいくのだけれど、エピソードの配分、人々の動かし方も過不足なくお見事!
映像も編集もとってもシャープで硬質で、私好みだった。
例え麻薬との戦いが終わりのない空しいものであったとしても、最前線の取締官は目の前の敵に向かって戦いを挑み続けるし、メキシコの刑事は、自分の国の子供たちの未来のために、街を守り続ける。
ニヒリズムに陥ることなく、前向きな姿勢で映画を締めくくったところも良かったと思う。
ベニチオ・デル・トロが角度によっては牧慎二に似ていることを発見。
マイケル・ダグラスの妻役がエイミー・アービングだったことを後で知る。
老けたせいか痩せたせいか、映画の最中はどこかで見たような・・・と思いながらも誰だかわからなかった。
久しぶりに見たジェームズ・ブローリンにもまったく気付かず。
最近70年代の主演スターが脇役で出ているのをよく見るが、途中が抜けてるので、いきなり老けた顔を見てもわからないことが多い。
それだけ私も老けたってことだね(^_^;)

『私を旅館に連れてって』ビデオ予約をあやうくし忘れるところだった。
あぶないあぶない。
今回は英会話の授業中に亀が飛び出し騒ぎになるところと、梶原善、円城寺あや、金子賢の喧嘩のシーンに笑った。
風間さんは今のところまだそれほど活躍シーンはなし。
無口な板さんという設定のせいか、アンサンブルにもいまひとつからんでこないし、まだ板長には謎が多くてドラマが見えないのが物足りない。
来月はなぜか野点を披露する模様。
風間さんに関しては今後に期待。
 
2001年5月1日(火)

「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」そして「四月は死ぬほど長い」と、昔よく友達と言ってたものだけど、今は四月もとっとと行ってしまう(^_^;)
あっという間に今年も五月。やることは山積みなのに、なかなかどれも進まない。
先日届いた『ブルーズ・ブラザース』のDVDを流しっぱなしにして、HPの更新作業をするが、ついつい見入ってしまってはかどらない。
こんなことしてるからダメなんだろうなあ。
もっと集中せんか!って自分でも思う。

買ったのは『ブルース・ブラザース』と『ブルース・ブラザース2000』の二枚が入った「ブルース・ブラザースBBパック」
続けて見るとやっぱり最初の『BB』のほうが、勢いがある。
『2000』も好きだけど、これは楽しい同窓会ノリの映画で、ストーリー的にはかなりいい加減だ。
演奏シーンは圧巻なんだけどね。
昔の記憶があるから、この映画に関してはつい甘くなってしまう。
『BB』は劇場公開版より少し長いディレクターズカット版。
でも全然わからんかった(^_^;)
15年ぶりぐらいに見たんだけど、細かいところはかなり忘れてたな〜。
15年前に見たのはバブルガム・ブラザース吹替えのテレビ版だったし(笑)
メイキングを見ると、BBをやる前にジョン・ベルーシはヘビメタにハマっていたらしい。
これにはかなりビックリ。あの声でヘビメタって今では想像できん。
ダン・エイクロイドがR&Bオタク(?)で、BBの音楽的な嗜好はダン・エイクロイドが中心になって出来あがっていたみたいだ。
久しぶりにエルウッドのあの足をバタバタさせる独特の踊りが見られてうれしかった!
これからしばらくは、BBモードな毎日になりそう。
 
2001年4月30日(月)

『デジャ・ヴュ01〜伊集院警部補の憂鬱〜』(R・U・Pプロデュース公演)を観に行った。
不可解な男の死体があり、それを捜査する男女がいる。
舞台の上では何通りもの、この男が死に至るいきさつが演じられる。
やがてお望みの夢を見られるドラッグの売人が登場し、どれが現実でどれが夢なのか、いや初めから現実なんてあったのかさえ、わからなくなってくる・・・というような内容だった。
最初は舞台裏を見せるような台詞や楽屋落ちが多く、物語で見せるというよりも、遊びの多い舞台になるのかなと思った。
でも、芝居が進むうちに、鴻上尚史お得意の入れ子構造がはっきり見えてきて、これはわざと最初に「演じている」ということを、観客に意識させていたのかな?
ただ、今回は夢と現実が入れ子になっているというよりも、もっと混乱している感じ。夢で一度見たような現実。現実のような夢。私が理解できなかっただけかもしれないけど、あまりにもわかりにくかった。
第三舞台を観始めた頃の私には、「ここではないどこかに別の現実があるんじゃないか」「別の自分を生きられるんじゃないか」そんな逃避願望が確かにあった。
第三舞台の芝居を観ると、そんな自分の願望と舞台で語られる台詞がシンクロして、それは泣きたいような痛みと共感だった。
80年代後半という時代の気分にもとても合っていたのだと思う。
でも今の私には「別の世界」も「別の自分」にも、もう興味はない。
自分が変わろうとしなければ、何も変わらないことを知っている。
(変わる努力をしているかどうかはまた別の話)
哀しいことにいつのまにか、共感も痛みも感じなくなってしまった。
そんな私が今日の舞台を楽しむのは、少し無理だったみたいだ。
もっとも今回の芝居に感情移入できるような登場人物はいなかったと思う。
かといってゲームとして楽しむには、スリルとわかりやすい理論に欠けている。
後半、河原雅彦と長塚圭史のくだりは面白かったのに、最後の15分が退屈。結局消化不良のまま終わってしまった。

これ、近鉄劇場で上演する芝居ではないでしょう。
近鉄小劇場のほうが向いていると思う。
キャストは身体の大きさも含めて長塚圭史に存在感があった。
テレビで「阿佐ヶ谷スパイダース」の舞台中継を見たときも思ったけど、生で見ると声と喋り方が本当にお父さんそっくり。
アツヒロくんは芝居は悪くないけど、地味だったな〜。
 
2001年4月29日(日)

朝、母の声で目が覚める。
「チーコ、チーコ」と犬の名前を呼んでいる。
下に降りてみると、犬の身体を必死でさすっていた。
ずっとヘンな唸り声をあげていたらしい。
私が見に降りたときは別に具合の悪そうな様子もなく普通だったが、もう13歳。何があってもおかしくはない。
家族全員、この小さな犬にどれだけ癒されたことか。
元気で長生きして欲しい。
チーコのいない家を想像すると淋しすぎる。

図書館に行くが休み。
普通の日曜だと思っていたら、今日は祭日だった。
せっかくなので近所の書店に行き橋本治の『「わからない」という方法』を買い、喫茶店で読む。
私は喫茶店で読書するのが大好きだ。
ほどよい喧騒の中でコーヒーをすすりながらだと、なぜか集中できる。
橋本治の文章は平易なので、その時はわかったような気になるんだけど、やっぱりわかってないような気がする(^_^;)

夜、日曜洋画劇場で『素晴らしき日』を見た。
古い映画のリメイク?と思うぐらい懐かしい匂いのする大人のラブストーリー。
似たもの同士の男女が反発しながら惹かれあうという定番モノ。
主人公二人に魅力を感じず、かといって退屈でもなく、あまり印象に残らない映画だった。
吹替えは用事をしながらでも見られるので楽だ。
声だけ聴いていて思ったが、小山力也氏の声は加藤健一さんに似てる。
加藤さんが吹替えをやったら、きっと上手いんじゃないかな。
 
2001年4月28日(土)

ようやくビデオで『アパートの鍵貸します』を見た。
さすがに映画史に残る作品だけあって、面白い!
41年前の映画だけれど全然古びてはいなかった。
社員数三万人を超える大手保険会社の平社員C.C.バクスターは、自分の住むアパートの部屋を、上司の逢引のために提供することで出世していく。
エレベーター・ガールのフランに気があるのだけれど、実はフランは上司の不倫相手。
バクスターの部屋で自殺を図るのだが・・・というストーリーだ。
洗練された語り口、洒落た台詞、ジャック・レモンの愛嬌ある動きを楽しめる一方で、独身男の孤独や苦さもちゃんと描かれている。
隣人の医者に色男と思わせたくて、つい嘘をつくレモンの気持ち、わかるわかるって思ってしまった。
シャーリー・マクレーンも可愛いかったな〜。
不倫相手の不誠実さに傷つきながらも「でもやっかいなことに私、まだ彼を愛してるの」という時の表情、そしてバクスターの気持ちが嬉しくて微笑んだ瞬間のキラキラしていること!
ちょっとした台詞や小道具が、後のシーンの伏線になっていて、その生かし方が見事だなあと思った。
ザル代わりにテニスラケットでスパゲティーのお湯をきるシーンにはビックリ。
最後のほうのシーンにまたそのテニスラケットが登場するのだけど、あの日のディナーのスパゲティーが一本だけからまったままになっている・・・
スパゲティーを指にからめてクルクルまわすレモンがいいんだよ〜。
最初のシーンでは笑いの小道具だったのが、後のシーンでは泣ける小道具に変わっている。
日常にありそうなちょっとしたことだからこそ、笑ったり泣けたりするんだろうな。
脇役のキャラクターもみんないいし(私は特にクリスマスイヴのバーのシーンに登場するサンタクロースと、旦那がキューバで拘束されている可笑しな女の人がお気に入り)、ハートウォーミングな映画のお手本みたいな作品だった。
『アパートの鍵貸します』って邦題も上手いよね。
原題は『The Apartment』と、そっけない。
 
2001年4月27日(金)

映画『風花』を見に行った。
相米慎二監督の映画の雰囲気は好きだ。
この映画でも桜の東京、まだ雪の残る北海道の山、さびれた町、長回しによるリアルな会話等、印象的なシーンは幾つもあった。
人生に行き詰まった二人がこれからどうなるのか?
再生か?絶望か?それともただ流れていくだけなのか?
淡々とした描写の中で淡々と物語は進む。
小泉今日子は肌の色艶といい、煙草を吸う仕草といい、疲れた表情が板に付いていて、なかなかハマり役だったと思う。
ただ、彼女の痛みが見ている私まで届いてこない。
彼女の中でどれほどの絶望が渦巻いているのか、何か葛藤があるのか、それが見えにくいんだよね。
運命を受け入れ、ただ流れていくタイプの人なのかと思っていた。
そのせいかクライマックスから再生へと向かうラストにイマイチ感動できない。
服装やメイクを変えることで気持ちの変化を表しているのだとしても、なんだか釈然としない思いは残った。
スキャンダルで退職に追い込まれた文部省の役人を演じているのは浅野忠信。
彼の演技には好感を持っているけれど、この役には合っていないと思う。
鶴見辰吾、尾美としのり、酒井敏也、柄本明と、過去の相米作品で印象的な役を演じていた役者が脇役で出演していたのは嬉しかったし、決して悪い映画じゃない。
でも、深さが足りないのだと思う。
不幸な登場人物に同情して泣きたいわけではない。
ただもっと切実さが欲しいと思った。
そしたらこの映画と私との距離が、もう少し縮まったかもしれない。

ちょっとビックリしたもの。
小泉今日子の前衛舞踏みたいなダンス。
浅野忠信の剛毛。

『風花』の前に『Stereo Future』の予告編が流れたのは嬉しかった!
早く見たいぞ〜こっちはいつやるの?
まだチラシは置いてなかったから、もう少し先みたいだな。
 
2001年4月26日(木)

スーパーに行くと、まず耳に入るのは館内のBGM。
昔はそのスーパーのCMソングが多かったが−例えば「ええもん高いのんは当り前〜。ええもん安いのんはイズ〇ヤ〜」とか、「ニ〇イ〜ニ〇イ〜、いつもあなたのおそばに♪」とかね−、最近は流行りの曲が流れていることが多い。
で、いつも行くスーパーに入ると今日は浜崎あゆみでお出迎え。
曲名は知らない(^_^;)
しばらく歩くと納豆売り場。ここでは「あっかい納豆〇チ、ご飯にカケフ〜♪」と、赤井英和、西村知美、元阪神の掛布が歌う「納豆〇チ」のCMソングがエンドレスで流れている。
浜崎あゆみの鼻声に納豆〇チがのん気にからむ。
納豆売り場から5歩も歩けば、鮮魚コーナー。
ここでは「サカナサカナサカナ〜、魚を食べよう♪」と、海洋国ニッポンの主婦にアピール。
この魚の歌、「タイしたもんだよスズキくん」「イカした君たち見習って、僕もカレイに変身するよ〜」と、魚づくしになっていて、小林旭先生に歌ってもらいたいような歌詞である。
とにかく鮮魚売り場の前に立っていると、浜崎あゆみとご飯にカケフ〜と、サカナサカナサカナがいっぺんに聞こえてくるというトホホな状況だ。
別にどうでもいいようなことだけど、この場所に立つたびに微妙に脱力してしまうのよ。
特に「ご飯に(西村パート)カケフ〜(掛布パート)」のエンドレスはけっこうキます。拷問に使えるかも?(コラコラ)

今日は風間さんの誕生日。つかさんの誕生日も今日。
パリ人肉事件の佐川某氏と風間さんは同じ年の同じ日に生まれている。
星占いがいかに当たらないかの証明といえましょう。

昨日の夜中、泣きの入ったメールを送ってしまい、朝になって後悔。
暖かい返事をいただいたけれど、ちょっと自己嫌悪。
そのかわり、嬉しいメールも届く。
いろいろあるけど、まだやれそうだなと思った。
 
2001年4月25日(水)

『私を旅館に連れてって』第三回
今回は勅使河原史子紹介篇といった感じだった。
そのぶん旅館の他のメンバーの登場シーンが少なかったのがちょっと残念。
勅使河原史子も完璧な人間ではなく、旅館花壱の再建に関わることで、なくしたもの、欠けていたものに気付き取り戻していくという展開になるのだろうなあと思う。
あの能天気な倫子に、教えられ癒され、倫子もプロとしての責任感や厳しさをこれから身につけていくんだろうね。
今回は風間さんの出番も台詞も本当に少なかったけど、いずれ篠田太一の過去も明らかになっていくのでしょう。
旅館花壱と、問題を抱えた従業員たちの崖ッぷちの起死回生を、これからどうやって見せてくれるのか、ありがちな素材を料理する制作者たちの手腕に期待しようと思う。

今日、フィリッパ・ジョルダーノという人のCDを借りた。
クラッシックもオペラもわからないんだけど、映画『異人たちとの夏』で使われた『私のお父さん』が入っていたので借りてみた。
この曲が大好きで、この曲が入ってるCDを見つけると、つい買ったり借りたりしてしまう。
というわけで、今ウチには『私のお父さん』(CDによっては『私の愛するお父様』だったり『私の愛しいお父様』だったりするけど)の入ったCDが4〜5枚ある。
本格的なアリアから演奏だけのものまでいろいろ。
その中でも、このフィリッパ・ジョルダーノが一番好きだな〜。
ポピュラーミュージックみたいな現代的な感覚で親しみやすいし、声もとても魅力的だ。
よく耳にする曲もあれば初めて聴いた曲もあったけど、どの曲もどの曲も美しくて清冽で力強くてそのうえちょっと色っぽい。
きっとものすごく有名な人なんだろうけど、私は今日初めて知った。
他にもCDが出ていないか、後で調べてみよう。
 
2001年4月24日(火)

『ワイルダーならどうする?−ビリー・ワイルダーとキャメロン・クロウの対話』(キャメロン・クロウ:著 宮本隆晴:訳)読了。
『ザ・エージェント』などで知られる映画監督のキャメロン・クロウが敬愛するビリー・ワイルダー監督に行なったインタビューをまとめたもの。
本当にワイルダーの映画が好きで好きで・・・っていうキャメロン・クロウの気持ちがあふれている、気持ちの良い本だ。
ワイルダーの語るエピソードや映画に対する考えは、手帳にメモしておきたいような話ばかり。

ジャック・レモンが初めて映画に出演したときのこと。
半ページぶんもの台詞を舞台のように凄い勢いでまくしたてるレモンに対して、監督(ジョージ・キューカー)はなかなかOKを出さない。
「見事だ!でもほんの少し抑えて」
それを10回ばかり繰り返した頃、レモンは監督に訴えた。
「こんなんじゃ演技でも何でもなくなっちゃいますよ!」
するとジョージ・キューカーは答えた。
「わかってきたようだね」と。

他にもいろいろ紹介したいけど、
この日記は千字という制限があるのでそれは無理。
オードリー・ヘップバーンのこと、マリリン・モンローのこと、その他のスターたちのこと、映画に対する哲学、ベルリンでのこと、今の映画に対する評価、そのどれもが面白く興味深い話ばかりで、キャメロン・クロウにとっては、怖れも感じたかもしれないけれど、きっと素晴らしい日々だっただろうと思う。
話が飛ぶようだけど、アカデミー賞を見ていていつも思うのは、過去の作品や人々に対する尊敬と賞賛が感じられるってこと。
日本アカデミー賞に欠けているものは、この過去の作品や出演者、制作者に対する尊敬と賞賛だ。
過去に学ぶ姿勢なくして未来はないだろうと思う。

そこそこビリー・ワイルダーの映画は見ていて、特に『麗しのサブリナ』は大好きな映画だ。
でもこの本を読んでいると、ホントはワイルダー作品を何も見ていなかったんじゃないか?そんな気になってきた。
とりあえずまだ未見の『アパートの鍵貸します』は見なきゃ!
 
2001年4月23日(月)

トップページに無料のアクセスログ解析を設置してみた。
これを使うと、どのリンクをたどってウチのHPに来てくれたのか、どの時間帯に何人の人が来てどこのドメインを使っているのか、その他曜日別、プラウザの種類別、OSの種類別にアクセス数がわかるようになっている。
もちろん個人の特定は出来ないし、地域まではわからない。
一番面白かったのが、リンク元の集計だ。
常連さんばかりで新規の人はあまりいないんじゃないかと思っていたけど、Yahooのリンク集を見て来た人がけっこういる。
それにYahooをはじめライコスやビッグローブで「風間杜夫」と検索して来た人など、初めてと思われる人が案外多いのは発見だった。
相互リンクしてくれているサイトからの訪問もあって、こういうのは嬉しいね。
プラウザはやっぱりIEがダントツで多いけど、小数ながらNetscapeの人もいた。
画面がネスケでもちゃんと表示されているのか、ちょっと心配。

ログ解析は便利だけど、無料版なのでバナー広告が表示される。
これをどこに入れるか、いろいろ試してみたけど、どれも全体のデザインにそぐわない。
結局、無難な線で一番下に表示させているけど、やっぱりちょっと変だな〜。

本日トップページのアクセスカウンターが30000突破。
20000が12月だったから約4ヶ月で10000ヒットということになる。
気のせいかリニューアルしてからアクセスが増えたような・・・
日によっては一日に100を越えることもあり、一日20人程度だったオープン当初を思えば、夢のような数字だ。
でも、たくさんの人が見てくれているということはそれだけ責任も生じるということ。
数が少ないから無責任でいいわけではないが、数が多いと緊張感が違う。
こんな私のサイトでも見てくれる人がいるのは、風間さんが今でも多くの人にとって気になる俳優であり続けている証拠。
これからも風間さんのイメージアップにつながるようなファンサイトを目指して、真面目に運営していこうと思う。
いつも見にきてくださる皆さん、どうもありがとうございますm(__)m
 
2001年4月22日(日)

スカパーのガイド誌が届くが、風間ファン的には来月はめぼしい番組はなし。
日曜の午前10時から午後3時までぶっ通しでJポップのビデオクリップを流す番組を「スペースシャワーTV」でやっている。
「Sunday Super hits50」というカウントダウン番組で、その週のヒットチャート、ベスト50曲のビデオが流れるのだけど、余計なコメントが一切ないのがいい。
それに、全部のビデオに歌詞がついている。カラオケのように。
これってやっぱりカラオケ用に覚えたい人向けなんだろうね。
でも、ただ聴き流していた時には意識していなかった詩の内容が、はっきりと判るので、なかなかに有難い。
CHEMISTRYの『PIECES OF A DREAM』
この番組で初めて知った曲なんだけど、泣けるわ〜(T_T)
「二度と戻れない時代」を歌った曲で、よくあるといえばそうだけど、こういうの、ある年齢を越えると胸にしみるのよん。
『夜空ノムコウ』とかね、カラオケで歌うと泣きそうになる。
「つまらない常識などつぶせると思ってた」のに、いつのまにか「つまらない常識」の内側にいる自分。
つまらない常識にもそれなりの理があると分別くさく思ってたりすることに気付く。
あれからこんなに遠くまで来てしまったと、フと立ち止まってしまうような、そんな中途半端なおじさんおばさんにこそ『夜空ノムコウ』は泣ける歌なんだと思う。
『PIECES OF A DREAM』も『夜空ノムコウ』も、若さに対するセンチメンタルなノスタルジーがあるから泣けるんだけど、おセンチはなかなか気持ち良かったりするワケで、ヒットするのもうなずける。
私は今全然テレビを見ないのでCHEMISTRYがASAYAN出身だって知らなかった。
でもASAYANを知らない大人にもウケる曲だと思う。
誰にでも思い当たる普遍的な記憶と結びつくような歌詞だから、広く支持されそう。
実際めちゃ売れてるらしい。Super hits50でも2位だった。
ちなみに1位は嵐。
頑張ろう!を連呼するような応援歌かと思ったけど、違ったかな?
 
2001年4月21日(土)

久しぶりに一日中雨。
今日は半日かけて衣替えをした。
朝からちょっと寒いかな?と思ってたけど、
夜になってグンと冷えてきた。
衣替えしたとたん寒くなるってどういうこと?!
まったくタイミングが悪いなあ。

もう着ない服を処分して、もう読まない雑誌や本も処分。
まだまだ綺麗な本やパンフ類はYahooオークションに出品するつもり。
高く売れなくても、買ってくれる人がいるだけで嬉しい。
やっぱり捨てるのは抵抗あるものね。
映画のパンフもいっぱいあるけど(600冊以上)、
これは売る気にはならない。
通し番号を打ってるってこともあるけど、映画のパンフにはまだ執着があるから。
もっとも最近は映画を見に行っても、めったにパンフは買わないんだけど。
映画や演劇のチラシもなかなか捨てられない。
チラシをオークションに出してる人もいるけど、これを整理して一点一点出品することを思うと気が遠くなる。
でも、思わぬものが高値をつけることがあるから面白いよね。
ちょっとしたギャンブルみたいだ。
これから何点か出品してこよう。
 
2001年4月20日(金)

今日はTの誕生会。
メンバーはいつもの四人組だ。
仲間うち初の大台だから、今回は奮発しようとか言ってたのに、結局地元で集まることになった。
出会って27年、まさかこんな年になってもみんなで誕生会を続けているとは思わなかったな〜(^_^;)
プレゼント、気に入ってもらえるか心配だったけど、喜んでくれて良かった良かった。
最初に行く予定だった店が運悪く今日は貸切で、最近出来たばかりのプチ餃子の店に行ってみた。
これが当たり〜!餃子だけじゃなくいろんな料理があるし、美味しいし、安いし、雰囲気もいい。
地元にも最近はいろんな店が出来て、店を選べるようになったのは嬉しい。
これでもっと喫茶店があればいいのになあ。
ファーストフードはひととおり揃ってるんだけど。
今日食べたメニューは「焼き餃子」「あげ餃子」「軟骨のからあげ」「だいこんサラダ」「生春巻き」「ピり辛きゅうり」「もやし炒め」「チャーシューとキムチの盛り合わせ」「串カツの盛り合わせ」「なすびのつけもの」飲み物は果実酒(ライチ)のソーダ割。
次は心斎橋のイタ飯に行く予定。
色気のないおばはんたちは食い気に走るのさ(^。^)
ただ一人の既婚者Mちゃんの、PTA役員の任期終了を待って次回の決行日を決める予定。
Mちゃんの娘はもう中学2年生。年とるはずだわ(^_^;)

このメンバーの中でインターネットをしているのは私だけ。
他の3人は衛星放送にすら加入していない。
Yちゃんなんて携帯もビデオも「いらない」と言う頑固ものだ。
なんとか私のHPを見てもらいたいけど、今のところ望み薄かな。
とりあえず携帯でもアクセスできる掲示板のアドレスだけ教えておいたけど、書き込みはしないだろうなあ。
そのくせ人の書いたものはしっかりチェックして、後で突っ込みを入れられそうな気がする。
一度インターネットカフェにでも連れていくかな〜。
 
2001年4月19日(木)

四ヶ月ぶりに美容院に行った。
去年はちょっと浮気をして、おしゃれな若者向けの店だの低価格が売りものの店だのに行ってみたが、結局家の近所のいつもの美容院に戻ってきた。
ここのいいところはとにかく仕事が速い!
女性週刊誌を斜め読みしてるウチに終わっちゃう。
店長は無愛想ではないけれど、無駄口をたたかないので楽。
私は余計なサービスはいらないから、サッサと済ませて帰りたいタイプ。
いたれりつくせりされると気疲れするのよね。
奉仕されるのは苦手。かといって奉仕するのもヤだけど。
>協調性ないんかい(^_^;)
特にカットが上手とかいう店じゃないけど、「髪型なんてヘンじゃなきゃいいや」程度のこだわりしか持ってない私には十分。
頭が軽くなって、楽だわ〜。切って良かった!
 
2001年4月18日(水)

『巷説百物語』(京極夏彦)読了
百物語を題材にした連作だけど、怪奇現象や妖怪が出てくるホラー小説ではない。
幽霊や物の怪は人の心の中にある。
怖がる心が見せているもの。
人のいないところに怪異はなし。
京極夏彦の他の小説にも根底には同じ考えが流れていて、そういうところに共感できる。
7つの話が納められているけれど、どれも面白かった!
特に「芝右衛門狸」が好きだな。
最後の「帷子辻」は凄まじかった〜。
よく出来た娯楽小説。やっぱり京極夏彦、いいわ。

『私を旅館に連れてって』第二回
今回からメインは旅館。
食い詰めたような連中が集まってくる展開に。
(ちょっと都合よすぎ?)

安心して見ていられるドラマだね。
なんで一流の料理人がつぶれかけた旅館に残っているのか、不思議に思うところだけど、きっとそこには亡くなったオーナーとのとっておきのエピソードがあるんでしょう。
第8話あたりで敵役・黒沼が、この板長の引き抜きを計ろうとするのでは?
ヒロインの人間的成長、ダメ人間たちの再生、チームワーク、サクセス、グルメ、もしかして恋愛もあり?と、先が想像できるような内容だけど、わかっていても、この先うまく見せてくれれば気持ちのよいドラマになると思う。
今のところは順調だから、このままダレずにいって欲しい。
なんだかんだ言ったってみんな感動したいんだよね。
前向きな明るい涙を流したい。
そんな需要に応えうるドラマになるんじゃないかと思う。
 
2001年4月17日(火)

今日は林真理子さんと風間さんの対談が読みたくて週刊朝日を買った。
前からこの対談に登場しないかな?と思ってたので、ようやく来たか〜って気持ち。
でも、実は私は林さんの小説もエッセイも苦手。
今までは読んでいても、自分とは何の共通点もない人だなと思ってた。
興味の方向性がまったく違う。
性格もたぶん正反対(会ったことないけどね)
ところが、この対談を読んでいたら「わかるわかる」と思うところがけっこうあった。
「教官」を「一種のかぶりものみたい」というのは上手い表現だな。
でも、あれは今だから余裕で「一種のかぶりもの」って笑えるけど、リアルタイムで放送されてたときは気恥ずかしかったなあ。この感覚は「教官」以前に風間さんがどんな存在だったかを知らないと、実感としてわからないと思う。
再放送のときには、こういうものだと思って楽しんで見てたし、『疑惑の家族』になると「もっとやれ〜!」と、むしろ煽ってたんだけど、最初はやっぱり抵抗あった。
「つか事務所の看板」っていう意識がまだ抜けてなかったんだろうな。

林さんが「これ風間さんの役なのにと思うことがある」と言ってたのはまったく同感。
風間さんは生身の男性をとても上手くリアルに演じる人だ。
銀ちゃんや教官という一種、現実離れした役のイメージが強くて世間に誤解を与えてるとしたらもったいない話だと思う。
ただ当たり役を持てない役者が多い中、代名詞とも言える役を2つも持っている風間さんは幸せな役者だとも言えるんだよね。
プラマイどちらが大きいか、うーん、どうなんだろう。やっぱりプラスの方が多いのかなァ。

林さんの秘書の方が池田成志ファンというのもわかるなあ。
風間さんのファンだった人の中で、成志(となれなれしく呼び捨てにさせてもらいますm(__)m)を好きな人の確率はかなり高いと思う。
私も熱狂的ではないけど、かなり好きなんだよね〜。
最初に成志の舞台を観たとき、なんて昔の風間さんに雰囲気が似てるんだろうと思った。
成志の若いファンは風間さんをどう思ってるかは知らないけどね。
 
2001年4月16日(月) 

久しぶりにニフティーのHPをのぞいたら、日記が使えるようになっていたので、とりあえず借りてみた。
いつから公開するかは未定だけど、どんなもんかしばらく続けてみるつもり。

雅子妃ご解任の一方で河島英五氏死去。
逝く人あれば生まれる命あり。でも、48歳は若すぎるなあ。
昔、カラオケパブでショーケンの『ぐでんぐでん』を歌うヤツは、たいてい『酒と泪と男と女』と『大阪で生まれた女』も歌っていたことをトートツに思い出す。
そういえば同じ頃、さかんに歌われていた村下孝蔵氏ももういないんだよね。
70年代80年代はもうそれほど遠くに去ったのか?淋しいにゃ〜。

さて、明日からも続けられるか?
毎日は書かないかもしれないけど、いいよね?
・・・って誰にきいてんだ。
 

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